ガービッジ、「ナマなパフォーマンスを重視しよう」

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約7年振りとなるガービッジのニュー・アルバム『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』が、USではiTunes総合アルバム・チャート初登場4位、日本でもiTunes総合アルバム・チャート10位、カナダやメキシコ、イタリア、ポーランドと各国でもトップ10入りを果たし、全世界でヒット街道を走り始めている。

◆「Automatic Systematic Habit」映像

ガービッジの中心メンバーでもあり、ニルヴァーナやフ―・ファイターズ、グリーン・デイなど数々のロックの名盤を生み出したプロデューサーでもあるブッチ・ヴィグは、7年のブランクを感じさせない、挑戦的でエネルギッシュでパワーに溢れた『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』を、フ―・ファイターズとのレコーディングに影響を受けた作品だと語っている。

「このアルバムを制作するにあたって一番影響を与えたのはフ―・ファイターズの『ウェスティング・ライト』(2011年発売/今年グラミー全5部門受賞)だよ。あのアルバムはアナログ・テープで録音したから、一切修正が効かなかった。プロ・トゥールズを使えば声をオート・チューンでいじったり、音をあちこちに動かしたりできる。でもアナログ方式だと、全てはパフォーマンスにかかってくる。そのことを、アルバムに着手した際にメンバーに話したんだよ。あまり細かいことを気にしないってことが重要なんじゃないかってね。とにかくあれこれ考えずに音楽と正面から向き合って、ナマなパフォーマンスを重視しようと。それで出来上がったのがこのアルバムなんだ。」──ブッチ・ヴィグ

彼らの1stアルバム『G』(1995年)や2ndアルバム『Version2.0』に通ずるような初期衝動に溢れた『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』の全貌を暴くべく、現在彼らのスペシャル・サイトではブッチ・ヴィグによる全曲解説、紅一点のシャーリー・マンソンによる映像インタビュー、アートワークの写真撮影の様子など様々なコンテンツが展開されている。まだガービッジを知らないダンス・ロック好きな若者から、メンバーと同い年ぐらいの音楽ファンまで、2012年のサマソニへの予習も兼ねて、彼らのサウンドに触れていただきたいところだ。


『ノット・ユア・カインド・オブ・ピープル』
SICP-3478 \2,520(tax in)
※輸入盤は通常盤(11曲入り)とデラックス盤(15曲入り)の2パターンあり
※国内盤はUSデラックス盤にボーナス・トラック1曲を追加した全16曲収録
1.Automatic Systematic Habit
2.Big Bright World
3.Blood For Poppies
4.Control
5.Not Your Kind Of People
6.Felt
7.I Hate Love
8.Sugar
9.Battle In Me
10.Man On A Wire
11.Beloved Freak
12.The One
13.What Girls Are Made Of
14.Love Like Suicide  ※
15.Bright Tonight
16.Show Me
※国内盤ボーナス・トラック(Tr.14)

<SUMMERSONIC 2012>
2012年8月18日(土)19日(日)
東京:QVC マリンフィールド &幕張メッセ
大阪:舞洲サマーソニック大阪特設会場
サマーソニック事務局:0180-993-030
http://www.summersonic.com/2012/

◆ガービッジ・スペシャルサイト
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