音楽イベント<ソウル・サーチン>、次回はプリンス特集

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イベント<ソウル・サーチン>の第12回目が、2012年6月7日(木)、8日(金)に目黒ブルースアレイで開催となる。今回のテーマはプリンスとその周辺だ。

<ソウル・サーチン>は、ソウル・ミュージック音楽評論家吉岡正晴が主催し、毎回一組のソウル・レジェンドのアーティストをピックアップし、そのアーティストについて詳しい専門家のトークとリアル・ミュージシャンが楽曲をカヴァーして聴かせるユニークな音楽イベントである。

2003年から始まった<ソウル・サーチン>は、これまでにスティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハザウェイ、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、ルーサー・ヴァンドロス、アレサ・フランクリン、アイズレイ・ブラザーズ、クインシー・ジョーンズ、マイケル・ジャクソン、スライ・ストーンなどを取り上げてきた。今回のトークゲストはまだ公表されていないが、これまでに松尾潔、西寺郷太、前回スライ・ストーンではスガ・シカオが登壇しており、テーマとなるアーティストの熱心な音楽ファンのみならず、ゲスト・アーティストやプレイヤーのファンも集まり活況を呈している。

▲ケイリブ・ジェームス
▲フィリップ・ウー
今回は、プリンスのヒット曲のみならず、プリンスが楽曲を提供したりプロデュースしたアーティストたちの作品なども取り上げるという。ヴァニティー6、シーラE、ザ・タイム、ジェシー・ジョンソン、ファミリー、シーナ・イーストンなどのヒット曲も登場するとか。ちなみに6月7日はプリンスの54歳の誕生日にあたるのだ。

演奏は、イベントのハウス・バンドとなっているケイリブ・ジェームス&ザ・ソウル・サーチャーズ・フィーチャリング・フィリップ・ウーだ。音楽ディレクターのケイリブ・ジェームスはニューヨーク出身、アル・B・シュアー、メイシオ・パーカーなどとプレイしてきたニューヨーク出身のヴェテラン・キーボード奏者/ヴォーカリストである。日本でもAI、トータス松本、小比類巻かほる、2011年11月のジャクソンズ・トリビュート・バンドの音楽ディレクターなどを歴任している人物だ。

フィリップ・ウーは、シアトル出身でロイ・エヤーズに見出され、その後ニューヨークに移り、ジェフリー・オズボーンなど多数のアーティストと共演してきた経歴を持つ。メイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリーのメンバー履歴もあり、メイズ、ホイットニー・ヒューストンなどでも来日を果たしている。ともに現在は日本に在住し、ソウルフルなサウンドにかけては日本屈指の音を出すアーティストである。

<ソウル・サーチン:ザ・セッションVol.12 トリビュート・トゥ・プリンス~ハッピーバースデイ・プリンス>
2012年6月7日(木)、6月8日(金)
前売券 テーブル席(指定)\5,500、 立見(自由)\5,000
当日券 各料金\500UP(各税込)
@目黒ブルース・アレイ
電話 03-5496-4381(14時~24時)
チケット予約専用電話 03-5740-6041(月曜~土曜12時~20時)
[問]BLUES ALLEY JAPAN 03-5740-6041(月~土/12:00~20:00)
http://www.bluesalley.co.jp/top.html
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