2万人がBIGBANGに大熱狂。G-DRAGONとT.O.Pからは新たな発表も

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BIGBANGが、アジア・アーティスト史上最大となる、全世界12ヶ国18都市(2012年6月17日現在で決定している公演)でのワールドツアー<BIGBANG ALIVE TOUR 2012>のさいたまスーパーアリーナ公演を6月16日と17日の2日にわたって開催した。

◆BIGBANG 画像@2012.06.17<BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN>

今回のツアーは、BIGBANG初のワールドツアーにふさわしく、LADY GAGAらのライヴを手がけるライヴ・ネイションが全面プロデュース。ローリー・アン・ギブソン総監督を中心としたドリームチームが演出を手がけている。さらに、すべての曲がバンドの生演奏用にアレンジされているなど、今までのBIGBANGのライヴとはまた違った雰囲気を楽しめる公演でもある。ちなみにジャパンツアーとなる<BIGBANG ALIVE TOUR 2012 IN JAPAN>は、さいたまスーパーアリーナのほか、横浜アリーナなど5都市13公演で15万人を動員。さらに同ツアーファイナルのスペシャル公演として、11月の京セラドームと12月の東京ドームで2公演10万5000人を動員する。

17日の公演では、開演前に「FANTASTIC BABY」のミュージックビデオが流れただけで大合唱が発生するなど、メンバーがステージに登場せずとも大盛上がり状態。客電が落ちた後は、2万人の黄色い歓声とオフィシャルペンライトの黄色い光が会場を埋め尽くす。BIGBANGらしいクールで情熱を持った、それぞれ個性的なブラックの衣装でメンバーが姿を見せると、「お久しぶりです!」とのG-DRAGONの発言から、V.Iが「さいたまお元気ですか!」、T.O.P「さいたま熱いですね!」と、ステージをところ狭しと動きまわり、オーディエンスをこれでもかというほどに煽る。まさに大熱狂。そんな空間を一瞬にして作り上げてみせた。

ライヴでは、「FANTASTIC BABY」や「BAD BOY」といった、6月20日にリリースされるニューアルバム『ALIVE - MONSTER EDITION -』収録曲と、「ガラガラ GO!!」など彼らの代表曲を織り交ぜた全23曲を披露(「まだ足りなーい!」と、予定外のアンコールでは、ステージを降りて客席に飛び込む大サービスも!)。さらに、『ALIVE - MONSTER EDITION -』に収録される日本語の新曲「MONSTER」も、このさいたま公演で世界初歌唱した。

「新曲を少しでも早くみなさんにご覧いただきたいという気持ちから、さいたま公演から急遽追加。これまでに発表した「Haru Haru」「LIE」のようなテイストで、ファンのみなさんに愛していただける楽曲が完成したと思います。」── G-DRAGON

また、V.Iと“お笑い担当”D-LITEでの“最新ネタ”「あたりまえ体操」までも飛び出したMCでは、喉が枯れていて体調が悪いというV.Iが、D-LITEの筋肉を見ながら、過労でダウンしたスギちゃんを心配する一幕も。というのも、スギちゃんが体調を崩した前日に、V.Iとスギちゃんは一緒に仕事をしたのだそうだ。

ライヴのラストには、ふたつの発表が行なわれた。ひとつは、G-DRAGONが8月にソロアルバムをリリースすることを発表。この作品は、SOL曰く「僕も自分のステレオで聴いているんですが、ほんとにいい曲ばかりなんで、僕も楽しみにしています。」とのこと。そしてもうひとつは、T.O.Pの新しい映画が決定。T.O.Pは、「ツアーの途中から準備しているので、いろいろ危ないですが、完璧な結果を残します。」と、決意を語っていた。

「僕たち、日本でいろんな仕事しているんですが、いろんなことを教えてもらっています。ファンのみなさんに感謝しています。日本語はまだまだですが、ファンの人たちを想う気持ちは誰にも負けないです。僕たちが絶対勝利するために、みなさんの力をください。」── V.I

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆BIGBANG オフィシャルサイト
◆BARKS アジアンアーティスト チャンネル
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