AKLO、BACHLOGIC主宰レーベル・One Year War Musicからデビュー決定

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日本国内のヒップホップシーンで、おそらくは初であろう“ミックステープ(無料ダウンロード・アルバム)”で名を上げたラッパーといえば、AKLO。彼が、BACHLOGIC主宰レーベル・One Year War Musicからデビューする事が明らかになった。

近年、USのヒップホップシーンにおいて、ドレイクやニッキ・ミナージ、ウィズ・カリファなどを筆頭に、多くのヒップホップ・アーティストがメジャー・デビュー前に無料ダウンロードで配布したミックステープ・アルバムをきっかけにブレイク。ヒップホップ・カルチャーにおいて、ミックステープは、人気や知名度を上げるための重要な主流メディアツールとなっている。

日本国内で、いち早くその手法を取り入れたアーティストがAKLO。彼はこれまでに2枚のミックステープ・アルバム(『A Day On The Way』『2.0』)を無料ダウンロードで発表。その卓越したラップスキルと、クールなルックスから一躍脚光を浴び、KREVAやJAY'EDといったメジャー・アーティストから、Simon、KEN THE 390、L-Vokalといった国内の人気ヒップホップ・アーティストの作品まで、幅広く客演参加。SKY-HIことAAA・日高光啓が様々なトラックメイカーやラッパーたちとコラボして楽曲を制作していくプロジェクト「FLOATIN' LAB」において、I-DeAのプロデュースのもとに発表された第1弾作品「Inside My Mind」にフィーチャリング参加していたのを覚えているという人も多いことだろう(同曲は5月にリリースされた、SKY-HI初のコンピ盤『SKY-HI presents FLOATIN' LAB』に収録)。

さらには人気インターネット・ラジオ「Block.FM」において洋楽ヒップホップ専門番組「Inside Out」のメインMCを務めるほか、ファッション雑誌などにも登場。新世代のラップ・スター候補として、アルバムリリースを待望視されていた。

そんなAKLOが、BACHLOGICの全面バックアップという形で、初のスタジオ・アルバムとなる『The Package』をSALU『In My Shoes』に続くOne Year War Music第2弾リリース作品として9月にリリースする。アルバムには、BACHLOGICのほかに、One Year War Music所属の新鋭プロデューサー・JIGG(ジグ)がプロデューサーで参加。また客演アーティストも数名決定しているとのことだが、現在のところNORIKIYOのみが明らかになっている。

なおAKLOは、このアルバムリリースに先駆けて、7月25日にもBACHLOGICプロデュースのデビューシングル「Red Pill」をリリース(CD、デジタル同時リリース予定)。この「Red Pill」を含めて、アルバムのリリースまでに3枚のシングルカットを予定しているとのこと。


◆AKLO オフィシャルサイト
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