エルヴィス・プレスリー、ファン投票結果発表

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これまでに売り上げたレコード枚数は推定30億枚と言われるエルヴィス・プレスリーのベスト盤『アイ・アム・アン・エルヴィス・ファン-ジャパン・エディション』が8月8日に発売となる。没後35周年を記念し日本のファンの為のアルバムで、6月6日から特設サイトで一般オーディエンスからの投票によって収録楽曲を決定させるというものだ。

◆エルヴィス・プレスリー画像

公式リリース音源数が800曲を越えるため、投票自体も困難を極めた一大プロジェクトだったが、投票は6月25日で締め切られ、無事に7月5日に結果が発表された。

総投票数6,606票の中から1位を獲得したのは324票を集めた「好きにならずにはいられない」。この楽曲はエルヴィスの主演映画『ブルー・ハワイ』でも使用された代表的なバラードで、世界中で多くのアーティストによってカヴァーされている名曲のひとつ。日本でもHi-STANDARD、ACIDMAN、三浦大知など世代やジャンルを越えたアーティストにカヴァーされ、国民的な楽曲となっているものだ。

2位は1972年にリリースされた「アメリカの祈り」、3位は「監獄ロック」、4位「ラヴ・ミー・テンダー」、5位「ハウンド・ドッグ」と続く。50年代から70年代まで見事全ての年代の楽曲が人気を集める結果となったようだ。

投票フォームに書き込まれたオーディエンスのエピソードやメッセージからいくつかご紹介しよう。

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投票者のコメントの一部

「エルヴィスが時代を変えた。音楽、ファッション、モーターサイクル。エルヴィスがいなければ今、街中で流れている音楽はまずない。エルヴィスの何気ないセンスが、ファッション界を覆した。そして、ハーレーの良さを世界に広めたのはエルヴィスで間違いない。50年代のエルヴィスだけを認める者がいるが、70年代のライブパフォーマンスがあったからこそ50年代のエルヴィスが残る。」

「70歳になり若かりし頃より大好きで、ラジオを聴き、映画は何回も主人と見ました。私たちのデイトの日々でした。メンフィスの彼のお墓参りに行くことが、今の私の夢です。エルビスは我が青春の恋人です。」

「これまでもエルヴィス、これからもエルヴィス。ずっとエルヴィス。」

「『アイ・アム・アン・エルヴィス・ファン』 のモザイクの顔の部分に私の写真を発見、嬉しさのあまり、誰にでもキスしそうな自分がコワイ…」

「17歳の高校生です!小学生のときにラジオで初めてELVISの曲を聴いて衝撃を受けて以来、大ファンになりました。学校の英語の勉強も進学の為ではなく、ELVISの聖地であるメンフィスを訪れる為にがんばっているのは秘密です…。一枚のCDに入って欲しいと思う5曲を選びました。発売が楽しみです!!」

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全世代にエルヴィスが支持を得ていることがわかるメッセージだ。今回の投票結果に基づき、CD収録可能時間にギリギリとなる上位26曲が『アイ・アム・アン・エルヴィス・ファン-ジャパン・エディション』に収録され、エルヴィスの命日8月16日の約1週間前、8月8日にリリースとなる。

1位324票「好きにならずにいられない」
2位175票「アメリカの祈り」
3位162票「監獄ロック」
4位153票「ラヴ・ミー・テンダー」
5位150票「ハウンド・ドッグ」
6位145票「サスピシャス・マインド」
7位135票「この胸のときめきを」
8位122票「ワンダー・オブ・ユー」
9位115票「明日に架ける橋」
10位112票「ハートブレイク・ホテル」

『アイ・アム・アン・エルヴィス・ファン-ジャパン・エディション』
8月8日発売 SICP-3571 ¥2,520(税込)

◆『アイ・アム・アン・エルヴィス・ファン』特設サイト
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