スティーヴ・ハリス、ソロ・アルバム『BRITISH LION』を10月3日にリリース

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アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスが、ソロ・アルバムを9月24日(日本盤は10月3日予定)にリリースすることが発表された。もちろん初のソロ作品だ。

◆アイアン・メイデン画像

結成当初からアイアン・メイデンの中心メンバーとして活動してきたスティーヴにとって、初のソロ・プロジェクト/サイド・プロジェクトに当たるものだが、『BRITISH LION』と題されたこのアルバムは全10曲で構成されており、スティーヴと彼の仲間たちが過去数年間にわたり、アイアン・メイデンでのツアーやレコーディングの合間を縫って作り上げたものだという。どんな作品を作り上げてきたのか、これはトピックだ。

『BRITISH LION』は全編を強力でハードなバイブレーションで貫きつつも、哀愁、陰影、義憤、そして無敵のへヴィネス…と、多彩な魅力に満ち溢れた作品になっているという。プロデューサーは、レッド・ツェッペリン、ジャーニー、ラッシュ等を筆頭に数多くのアーティストを手掛けてきたケヴィン・シャーリー。どうやらすごい一枚になっているようだ。

アルバムは、激しさ極まるオープニング・トラック「This Is My God」の唸りを上げるギターリフで幕を開け、リチャード・テイラーのスケール感溢れるボーカルが際立つ絶望感に満ちたバラード「Lost Worlds」へと続いていく。この時点で、『BRITISH LION』はメイデンとはまるで違うモンスターであることに気付かされるという。

『BRITISH LION』というネーミングに関して、スティーヴが次のように語っている。

「イギリス人であることを俺はいつも誇りに思っているんだ。なぜかはさっぱりわからないけど、俺自身でいるためには絶対に必要なことさ。愛国主義者でもないし、説教をしたいのでもないよ。政治的な意味は全然ないんだ。自分の地元の、好きなサッカーチームを応援するような感覚だね。それが何か一つの強力なイメージ生み出す力にもなると思うし、俺にとってはそれがサウンドととても合っているんだ。」──スティーヴ・ハリス

スティーヴ・ハリスがブリティッシュ・ロックを世界中に広める役割として偉大な存在であることに疑う余地もない。アイアン・メイデンとして35年間のバンド活動期間中に15枚のスタジオアルバムをリリースし、全世界で8千5百万枚以上のセールスを記録、58カ国2千カ所以上でのライブを行っている彼の影響力は、まさにグローバルなもの。そしてこの『BRITISH LION』は、スティーヴ・ハリスの更なる新たな音楽ビジョンを見せつけることだろう。

(C)2012 John McMurtrie

スティーヴ・ハリス(Steve Harris)『BRITISH LION』
2012年10月3日 日本発売予定(海外・9月24日)
1.This Is My God
2.Lost Worlds
3.Karma Killer
4.Us Against The World
5.The Chosen Ones
6.A World Without Heaven
7.Judas
8.Eyes Of The Young
9.These Are The Hands
10.The Lesson

◆アイアン・メイデン・オフィシャルサイト
◆スティーヴ・ハリス・オフィシャルサイト
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