『メリダとおそろしの森』初日舞台、大島優子「自分で作り出していくことも運命なんだ」

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『ファインディング・ニモ』や『トイ・ストーリー3』など、世界中で愛される傑作を生み出し続けているディズニー/ピクサーが、勇気と感動に満ちた“家族の絆”を描いた最新作『メリダとおそろしの森』。全米では6月22日に公開され、週末3日間の興収6,673万ドルという成績で初登場第一位を記録しており、この大ヒットによりピクサー長編アニメーション全13作品が全米興行収入でナンバー1を獲得したことになった。そんな『メリダとおそろしの森』が7月21日に日本でも全国約600スクリーンで公開となり、日本語吹き替え版で主人公メリダの声を担当した大島優子が舞台挨拶を行った。

◆大島優子画像

夏休みの初日、会場の東京有楽町にあるTOHOシネマズ日劇3は早朝から家族連れから若いカップルまで、幅広い年齢層の観客が詰めかける満員御礼のスタートとなった。

初回上映終了後に行われた舞台挨拶では、MCの呼び込みで大島優子がメリダを思わせるブルーのドレスで登場。満員の観客から「良かったよ~!」という大歓声や拍手で迎えられると、照れながらも満面の笑みで「ありがとうございます!いろんな感想をお持ちだと思いますので、是非家に持ち帰って家族でメリダのお話しをしていただければと思います!」と応じ、安堵の表情を見せた。

この日は、映画の公開のお祝いと大島優子の舞台挨拶を応援しようと、大島優子自身も映画の中で大好なキャラクターという“こぐま”が特別ゲストとして登場。メリダの母と弟たちが“森の魔法”で熊に姿を変えられてしまうという、映画のストーリーにちなんだサプライズで、体長70㎝ほどの生後六か月のちっちゃく可愛らしいこぐま「ももたろう」くんが登場し、観客を楽しませた。

今朝、初めて会ったばかりというこぐまに、大島優子は「初めてこぐまちゃんに会いました!結構優しい顔をしてますね♪」とメロメロ。こぐまも報道陣や満員の観客に動じることなく、大島優子の手から金平糖を食べながら、大人しく息もぴったりに写真撮影に応じ、まさに劇中の姉弟のように仲の良いところをみせた。ちなみに、こぐまは「奥飛騨クマ牧場」の「ももたろう」くん(オス)生後6か月だ。

その後は、既に映画を観終わった観客を前に、改めて映画の見どころについてのトーク。「家族の絆がテーマになっているので、私もこの作品を観て、家族をもっと大切にしようと思いましたし、家族と共有する時間を増やして、もっと理解し合いたいなと思いました。」と、家族の絆の大切さを感じたことを話し、一方でメリダが“森の魔法”に立ち向かっていく姿についても、「運命は決められているものじゃなくて、自分で作り出していくことも運命なんだ、と教えられ、すごく背中を押されました。見てくれた皆さんもそう思っていただけていたら嬉しいです!」と、困難な状況から勇敢に新たな自分の姿を切り開いたメリダの深いメッセージについても力強く語った。

またMCから、これまでの本作のPRでこの作品を「お母さんに見て欲しい」と話してきたことに触れ、母へ伝えたいメッセージを聞かれると、「実は、三日くらい前からお母さんが私の家に来ていて、お母さんと久しぶりに過ごしたんです。“もうすぐ公開だね”って楽しみでしょうがない感じで来てくれたようで嬉しかったです!私もメリダになったような気分で、お母さんと一緒に都内を自転車で走り回ったりしました!」と、映画の中で、メリダが熊になった母と森で魔法を解くカギを探しながら仲睦まじく過ごしたシーンと同じように、母娘の時間を過ごしたことを明かした。

最後に、この日、公開を祝って駆けつけたメリダ風ヘアで装った“子メリダ”ちゃん達も登場し、冒頭に登場したこぐまちゃんも交え報道陣向けのフォトセッションに応じ、舞台挨拶の幕を閉じた。

『メリダとおそろしの森』は7月21日より、全国にて2D/3D公開となった。


映画『メリダとおそろしの森』
監督:マーク・アンドリュース/ブレンダ・チャップマン
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
日本語吹き替え版本編声優:大島優子(メリダ役)
日本版エンディングソング:「いにしえの子守歌」唄・坂本美雨
7月21日(土)より全国公開、ディズニー デジタル 3D同時公開
(C) Disney/Pixar.All Rights Reserves.
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