Polaris、約6年ぶりの新曲を9月にリリース、ニューアルバムも制作開始

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前作『空間』から約6年ぶりに、Polarisが新作「光る音」を9月19日にリリースすることが明らかとなった。

◆Polaris画像

2000年に大谷友介(オオヤユウスケ)(Vo/G)、柏原譲(Ba)らによって結成され、浮遊感溢れる独特な世界観と至福感漂うライヴ・パフォーマンスが話題となり、フジロックをはじめ数多くの野外フェスにも出演し多くのファンを魅了してきたPolaris。4thアルバム『空間』リリース後のツアー<WALKING MUSIC TOUR 2006>以降、大谷は活動拠点をベルリンに移し、ソロプロジェクト<SPENCER>を始動。ソロ活動以外でもohanaでの活動や、ハナレグミ、持田香織らのプロデュース、映画音楽、CM音楽、TVナレーションなど幅広い活動を展開。一方、柏原は、FISHAMNS、OTOUTAでの活動の他、2011年に茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ/FISHMANS)、加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ/LOSALIOS)らと<So many tears>を結成し、精力的に活動している。

そんな彼らの約6年ぶりとなる新曲「光る音」は、これぞPolarisとも言える、彼らの音楽の原点を2010年代のサウンドに昇華させた楽曲となっている。イントロから流れる繰り返されるギターリフ、脈打つように刻まれるリズム、静かに流れるメロディー、メロディーが呼ぶ確かな言葉。光と闇が当たり前のように横たわる世界。10分を超える楽曲となった「光る音」は様々な風景を見せて、深い世界へと広がっていく壮大なシンフォニー。一塊となったバンドサウンドと聴く者をあたたかく包み込むような大谷のヴォーカルに、誰もが心動かされることだろう。

そして、カップリング曲「Nocturne」は、大谷らしい牧歌的でおおらかなメロディーが印象的。きらきら光るようなエレクトリックなループサウンドが曲全体のイメージを彩る。夏の夕暮れ時、オレンジとブルーが混ざり合う空。そんな滲むような情景が思い浮かぶ、イマジネーション広がる楽曲となっている。その今作のレコーディングには、柏原とはFISHMANSの盟友、茂木欣一がドラム&コーラス、HAKASE-SUNがキーボードとして参加。ミックスは、くるり、電気グルーヴ、TOKYO NO.1 SOUL SETなどで知られる上原キコウ氏、マスタリングは柏原譲自らが担当。瑞々しさに溢れた音響的グルーヴ感を感じさせる音は、Polarisの2010年代のマスターピースと言っても過言ではないだろう。

さらに彼らは、今作「光る音」に続く来年リリース予定のニューアルバムを現在制作中。Polarisオフィシャルサイトもリニューアルし、9月19日の「光る音」のリリースまでPolarisオフィシャルサイトとKampsiteが連動し最新映像などを配信予定、ライヴの予定なども順次公開されるとのことなので、今後の動向を要チェックだ。

「光る音」
発売日:2012年09月19日
UVCA-6001 \1,470(税込)
収録曲
・光る音
・Nocturne
他、収録曲、収録曲順未定

◆Polaris オフィシャルサイト
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