有形ランペイジ、超絶ボカロ楽曲を続々披露

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生身の人間では到底プレイ不可能だろうと言われている超絶ボーカロイド楽曲を、悶絶のテクニックをもって生演奏で再現・表現するバンド:有形ランペイジが、8月9日に築地BLUE MOODでライブ<sasakure.UK presents 有形ランペイジ~葉月の陣~>を開催、1stアルバムのリリースの発表とともに、数多くのゲストと共にパフォーマンスを披露した。

◆有形ランペイジ画像

プロデューサーであるsasakure.UK率いる有形ランペイジは、TVアニメ「Angel Beats!」の劇中バンドGirls Dead Monsterのボーカル岩沢役の歌唱パートを担当し、sasakure.UKやDECO*27のアルバムにも参加しているmarinaをボーカルに迎え、若手スーパープレイヤーを招集し結成されたバンドで、sasakure.UKの2ndアルバム『幻実アイソーポス』にも参加している。

今回約8ヶ月ぶりとなったライブでは、「タイガーランペイジ」「ぼくらの16bit戦争」など難解な構造のsasakure.UKの作品をはじめ、「FREELY TOMORROW」(オリジナル:Mitchie M)をJAZZアレンジで、「二息歩行」(オリジナル:DECO*27)をハードなメタルアレンジで原曲とは異なる表現で再構築し、感嘆と感動の拍手で会場を満たした。

ゲストボーカルパートでは、Daisy×DaisyのMiKAが「千本桜」(オリジナル:黒うさP)を和装コスチュームで盛り上げ、ニコニコ動画を中心に活躍する歌い手UmiNekoが「トリノコシティ」(オリジナル:40mP)をグルーヴィに、また今回が初の顔出しとなったニコニコ動画で活躍する歌い手majicoが「カゲロウデイズ」(オリジナル:じん)を圧巻のハイトーンで披露、集まったファンを唸らせた。

ライブ終盤では、sasakure.UKが有形ランペイジのために初めて書き下ろした「世界五分前仮説」を初披露、バースごとに変化する拍子とプログレッシブでトリッキーなキメが随所でオーディエンスを惑わし、独創的な歌詞と相まって有形ランペイジ独特の世界観を創出、アルバムへの期待感をあおった。

新曲「世界五分前仮説」を含む有形ランペイジの1stアルバムは、10月17日にリリースとなる。


有形ランペイジ 1stアルバム『タイトル未定』
2012年10月17日(水)発売
PCCA.03703 ¥2,500 [tax in]

<有形ランペイジ4 -Inst Edition->
2012年9月23日(日)
@Roppongi Orange Lady
17:30 OPEN/18:00 START
[問]03-5772-7663 (11:30-21:00)
¥3,000[tax in] (別途1ドリンク¥500)
■チケット:ローソンチケット(Lコード:77327)
一般発売予約 TEL:0570-084-003(Lコード必要)
http://l-tike.com/
[問]0570-000-777

◆有形ランペイジ・オフィシャルサイト
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