夏の恒例ともいえるハロー!プロジェクト夏のコンサート<Hello! Project 誕生15周年記念ライブ 2012 夏>。8月18日昼公演のオープニングアクトでは、「DAM★とも カラオケコンテスト 最優秀者発表(および、Berryz工房×℃-uteと一緒にステージに立てる権)」が行なわれた。

◆「DAM★とも カラオケコンテスト 最優秀者発表」画像@2012.08.18 中野サンプラザ

この「DAM★とも カラオケコンテスト」企画は、2つの曲を組み合わせることで生まれたBerryz工房×℃-ute「超HAPPY SONG」を使ったコンテスト。DAMが設置されているお店で、この曲のBerryz工房か℃-uteどちらかのパートにグループでチャレンジして応募すると、サイン入りポスター+メンバーからのお祝い動画コメントなどの特典がプレゼントされる、というもの。そして本企画最優秀賞の賞品が「メンバーと一緒にステージに立って歌うことができる権」だった。

開場30分前。オープニングアクトのリハーサルが行なわれていた中野サンプラザのステージには、衣装に着替える前のBerryz工房×℃-uteのメンバーと、3人の女の子たち、すなわち最優秀賞に輝いた金澤朋子さん(17歳)、金澤文子さん(15歳)、藤井七海さん(14歳)の姿があった。

一般の女の子たちが、いきなり中野サンプラザのステージで歌を披露。しかも、満員のオーディエンスと、オリジナルを歌っているBerryz工房×℃-uteの前で。「緊張しないで」なんて言うほうが間違いだろう。ただ、そんな3人の状況をBerryz工房×℃-uteのメンバーは当然わかっており、ことあるごとに笑顔で話しかけてあげていたようだ。残念ながらステージ上でどんな会話がなされていたのかまではわからないが、たとえば、スタッフが流れを説明している際には、「出てきたら3番の位置に立って……」とか「まずメンバーが下手(しもて)から……」といった用語に指を差して教えてあげたり、歌の途中にも身振り手振りでコミュニケーションをとったりしていた様子。せっかく一緒に歌うのだから楽しんでもらおう、というメンバーの空気感に、最初は表情も固かった3人からも、やがて笑顔が溢れるほどになっていた。

開演1時間前に開場し、そしてオープニングアクト。MCのまことの呼び込みで、Berryz工房×℃-ute、そしておそろいの服で合わせた3人がステージへと登場する。2200人のオーディエンスは全員総立ちで、緊張する3人にも温かい拍手と歓声が飛ぶ。

Berryz工房と、℃-uteパートを歌う彼女たち3人がステージ中央へ。「がんばれー!」という会場からの声援を受けて、いよいよ歌の披露がスタート。ファンからのハロー!への愛は、同時にハロー!が好きなすべての人へも注がれる、とでもいうべきか。Berryz工房×℃-uteが「超HAPPY SONG」を歌う時と同じ熱いコールを巻き起こすオーディエンス。そして注目の歌は、さすが最優秀賞。℃-uteに比肩する……とまでいうとさすがに言い過ぎだが、それでも大きなホールに大観衆という、普段の学校生活では決して経験できないであろうコンサートの独特な空気に飲まれることなく、3人とも安定した歌声で℃-uteパートを歌っていく。一緒に歌っていたBerryz工房も、雅ちゃんがお姉さんの朋子さんと、ももちは妹の文子さんと目を合わせたり、センターを務めた七海さんには徳永千奈美が、先日、タイで多くの現地の人たちと心を通わせた“千奈美スマイル”でコンタクトしたりと楽しそう。さらに曲の後半部分では、℃-uteも合体し、総勢15人での「超HAPPY SONG」となった。

「朋子さんは若かりし頃の矢島(舞美)さんを彷彿とさせる。」と、MC・まことに指摘されて再度沸く会場。無事に歌い終えた3人は、「めちゃめちゃ緊張しました。(Berryz工房×℃-uteが)みんな可愛くてほんとどうしよう……って感じで。(朋子さん)」「すごく嬉しかったです。(文子さん)」「大好きなメンバーと一緒にステージに立てて、すごい嬉しかったです。(七海さん)」とそれぞれ感想を口にした。

また、一緒に歌ったBerryz工房からキャプテンの清水佐紀は「ステージで一緒に歌うという機会はぜんぜんないので、今回、こうやって一緒に歌えて嬉しかったなって思います。」と、コメント。℃-uteのリーダー・矢島舞美は、「もし自分が、こういうふうにステージに立つ立場だったら絶対緊張する、って、さっきメンバーと楽屋でも話してたんですけど、それでも応募してくれて、歌を歌いたいって言ってくれるのがすごい嬉しかったです。」と、笑顔を見せた。なお、知っての通り、清水佐紀は体調不良のためこの日の公演を欠席。実はリハーサル時から体に力が入らないような、少し重そうな足取りを見せていたが、Berryz工房のキャプテンとして、彼女たちに最高の思い出をプレゼントしようとオープニングアクトのステージに立っていた。

最後には緊張も解けて、笑顔で手を振る余裕も生まれていた3人。Berryz工房×℃-uteと一緒のステージに立てた経験は、きっとこの夏、最高の思い出になったことだろう。

ちなみに彼女たち。オープニングアクトの後はそのままコンサートを鑑賞。そして終演後、中野サンプラザのホールを出たところで、会場に居合わせたハロー!のファンから「よかったですよ。」と、声をかけられていた。ステージに立って堂々と歌った彼女たちを素直に称賛するファンの姿、そして突然声をかけられて、はにかみながら恐縮していた3人の姿。それは、“夏のFAN祭り!”と題された今年の夏公演を象徴する光景のひとつのような気がした。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
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