UVIから世界最先端の音響音楽研究所IRCAMとのコラボによる特別なピアノ音源「IRCAM Prepared Piano」

ポスト
ハイ・リゾリューションは、仏UVI(ユーブイアイ/旧UltimateSoundBank)の音源シリーズUVI Soundcard(ユーブイアイサウンドカード)の新タイトル「IRCAM Prepared Piano」を発売した。

「IRCAM Prepared Piano」は、世界最先端の音響音楽研究所IRCAMとUVIのコラボレーションによる特別なピアノ音源。

パリのIRCAMの研究室において、スクリュー、イレーサー、コイン、洗濯バサミ、スティック、さらにはストリングスとマレット、ピック、弓、eBowを弦に挟み込む形で収録されたサンプルは、ソフトウエア上で自由に選ぶ事ができるようになっている。

またIRCAM Prepared Pianoは世界トップクラスのプレイヤーによる、現代音楽で使用する手法を45種類収録。特別な奏法のみならず、丹念に調整されたYamaha C7グランドピアノや、最高級の機材によるマルチサンプリングされたサウンドも魅力となっている。

IRCAM Prepared Pianoが、最先端のアバンギャルドサウンドを好む、ミュージシャンやサウンドデザイナーにとって他にないソフトウェア音源とされる理由は、無限の可能性を秘めたサウンドデザインにある。UVIの強力な最先端技術によって、ノートごとに2つの予備音のシミュレーションとパラメーター編集を可能とし、無限の可能性を秘めた組み合わせを実現。スクリュー、イレーサー、コイン、洗濯バサミ、スティック、さらにはストリングスとマレット、弾き爪、弓、eBowが用意されている。さらに新しいサウンドを簡単に見つけるためのランダム機能も装備。簡単操作でこれまで聴いたことのない音色やテクスチャーコンビネーションに出会うことができる。

また、音質と音楽的であることに焦点を当てて開発された高度なリバーブ“SparkVerb”も搭載。あなたのサウンドに豊かな雰囲気を即座に追加する。

その他おもな特徴は以下のとおり。

・IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)との共同開発
・丹念にマルチサンプリングされた、IRCAM Yamaha C7ピアノに様々なアイテムを用いた特別手法を45種類収録
・鍵盤ごとにツールの設定やチューニング可能
・トータル12,000以上サンプルを使用
・DPA、Schoeps、Prismなどの最高級のマイク、プリアンプ、コンバーターによるクリアで色づけのないサウンド
・マルチマイクポジション
・AcousticSamplesのArnaud Sicardによる先進的なUVIアルゴリズム
・UVI SparkVerbによる、簡単かつ多彩な残響処理
・付属のUVI Workstation 2でスタンドアローンまたはAU、VST、RTAS、MASプラグイン音源として使用可能
・MOTU社の Mach Five 3で更なるサウンド編集が可能(別売)

<システム条件>
・UVI Workstation 2.0.6(付属)またはMOTUMach Five 3
・Mac OS X 10.5以上(10.7対応)またはWindows XP (SP2) / VISTA / 7(UVI Workstation 2またはMach Five 3が動作可能な環境)
・2GB以上のRAM
・20GB以上の空きHDD容量
・DVDドライブ(インストールに必要)
・iLok Smart KeyとUSBポート
・インターネット接続環境とiLok


◆UVI Soundcard #21 IRCAM Prepared Piano
価格:オープン(実勢価格 39,800円前後)
発売日:2012年8月23日

◆IRCAM Prepared Piano 製品詳細ページ
◆ハイ・リゾリューション
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報