倉木麻衣、音にこだわったコンプリートシンフォニックライブ

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倉木麻衣にとっても自身初となるコンプリートシンフォニックライブが、9月6日、7日の2日間にわたって東京芸術劇場コンサートホールで開催された。

◆倉木麻衣画像

2011年10月には日本武道館で開催したチャリティーライブの1セクションで、指揮者藤原いくろうと東京フィルハーモニー交響楽団のフルオーケストラとのコラボレーションを初披露した倉木麻衣だが、今回のライブでは、藤原いくろう、東京フィルハーモニー交響楽団と再びタッグを組み、全楽曲藤原のアレンジによる、フルオーケストラとのコラボレーションのみにフォーカスしたライブだ。

通常のライブとは異なり、来場者には入場時にライブの曲順や各楽曲の聴き所解説が記載されたプログラムが配布され、会場もオーケストラの音を最大限に活かす為、東京芸術劇場のコンサートホールが選ばれた。より倉木麻衣の歌声の細かいニュアンスがオーディエンスへ届くように、新たなボーカルマイクも導入され、音を楽しむことに徹底的なこだわりをみせたコンサートでもあった。

通常のライブではステージの左右を駆け巡り、ファンサービスに余念がない倉木麻衣だが、今回はマイクスタンドをステージ中央に設置し、その場からほぼ動くことなくパフォーマンスを行い、サウンドへの一点集中が、こだわりとして伝わってくるようだ。

ライブでは、「Love, Day After Tomorrow」「Secret of my heart」「Stay by my side」といったデビュー当時の楽曲から、最新シングル「恋に恋して / Special morning day to you」(8/15発売にいたるまで全14曲を披露。藤原いくろうが作曲を手掛けた新曲「儚さ」も初披露され、アンコールではアップテンポの「Stand Up」やライブで定番の「always」も披露、オーケストラならではのアレンジで観客を楽しませた。

倉木麻衣の透き通ったクリスタルのような声とオーケストラの重厚なサウンドが織り成すハーモニーに酔いしれる2時間となった。

◆倉木麻衣オフィシャルサイト
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