新しいiPod nanoは、ディスプレイは大きくビデオも視聴可能に

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現地時間の9月12日(日本時間9月13日未明)、サンフランシスコで開かれたアップルのプレスイベントにて、新しい「iPod nano」が発表された。

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第7世代となる新「iPod nano」は、2.5インチのマルチタッチディスプレイを搭載したこともあり、高さが76.5mmと一世代前のモデルの約2倍に。横幅は39.6mmで、アップルのサイトによると、本体サイズ的には“クレジットカードとほぼ同じ大きさ。”とのこと(もしくは、前モデルを縦に2台並べたのとほぼ同じサイズ)。そして厚さは、前モデルの背面にあったクリップがなくなったこともあり、5.4mmまでに薄型化されている(参考までに、前モデルはクリップを含んで8.78mmだった)。

本体にはホームボタンが新しく搭載され、PCやMacと接続をはかるコネクターは「iPhone 5」などにも採用されている新コネクター「Lightningコネクタ」(これまでの30ピン端子をLightningコネクタに接続するための変換アダプターも別売で用意)。ヘッドホン端子が本体底面に用意されているのは、これまでと変わらない。また、Bluetooth 4.0を内蔵しており、Bluetooth対応のヘッドホンやイヤフォン、または外部接続のスピーカーなどを利用すれば、ケーブル(およびコネクタ)という“呪縛”から解放されて音楽を楽しむことだってできる。特にジョギングなどスポーツをする際にケーブルをブラブラさせながらiPod nanoで音楽を聴いていたユーザーにとっては、魅力的に映ることだろう。

240×432pixelの2.5インチワイドスクリーンマルチタッチディスプレイでは、ビデオも視聴可能に。また、FMチューナーなども引き続き搭載する。バッテリーは最大30時間のオーディオ再生ができ、7色+アップルストア限定のPRODUCT REDのカラーバリエーションを用意している。

耳の形を選ばず、快適な付け心地で耳の中にとどまるように設計されたという新しいイヤフォン「Apple EarPods」を同梱して、価格は12,800円(16Gバイトのみ)。アップルストアでの予約は9月14日からとなっている。

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◆アップル
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