ワン・ダイレクション、2年間で127億円を稼ぐ

本国イギリスだけでなくアメリカを筆頭に世界中で大成功したボーイズ・グループ、ワン・ダイレクションが、たった2年弱で驚異的な金額を稼ぎだした。『Daily Mirror』紙によると、その額1億ポンド（約127億円）だという。

5人のメンバーからなるワン・ダイレクションは2010年、オーディション番組『The X Factor』にそれぞれソロとして出場。ソロでは落選したが、審査員の薦めによりグループを結成し人気を博した。同番組では3位に終ったものの、翌年リリースしたデビュー・シングル「What Makes You Beautiful」は彼らのレーベルSony Music Entertainment史上最もプレオーダーが殺到したシングルになったほか、デビュー・アルバム『Up All Night』は本国以上にアメリカで大ヒット。UK出身のグループとしては史上初となるデビュー・アルバムでの全米チャート初登場No.1を記録した。

驚異的な収入はそのアルバム・セールスに加え、マーチャンダイズの売り上げ、CMの契約などが含まれているそうだ。最近のところでは、Pepsiと交わされた契約が1,100万ポンド（約14億円）と推測されている。

メンバーの平均年齢は20歳未満。年少のハリーはまだ18歳、年長のルイでさえ21歳だ。この秋には2ndアルバム『Take Me Home』のリリース、2013年には映画の公開も控えており、彼らの躍進は続く。

Ako Suzuki, London