プリシラ・アーン、美しい日本語でドラマ主題歌を担当

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NHK-BSプレミアムで10月21日(日)からはじまるドラマ『そこをなんとか』主題歌をプリシラ・アーンが務めることが発表された。ドラマ制作スタッフが、海外アーティストとは思えないプリシラの日本語の表現力と歌に込められた心に打たれ、今回の主題歌の制作を彼女に依頼したというのが直接のきっかけだ。

◆プリシラ・アーン画像

入念な打ち合わせと意見交換を経て、主題歌「アイル・ビー・ヒア」が完成、歌詞はいしわたり淳治による日本語詞が付けられているが、加えて英語詞で歌うアコースティック・ヴァージョンも挿入歌として劇中に使われる予定だ。

「アイル・ビー・ヒア」は海原からの朝焼けをイメージしており、「あなたはひとりじゃない。いつもあなたのそばにいる」というメッセージが込められているという。様々な人間模様を経験して挫折しながら頑張るドラマの主人公と人間模様を包み込むような作品になったようだ。ドラマで主役:改世楽子(かいせらくこ)を演じる本仮屋ユイカはこうコメントしている。

「透明感ある歌声に、心が包み込まれるようなあたたかい曲です。<生きて行こう 歩いてく>という歌詞が印象的で、ドラマの登場人物たちがトラブルにあいながらも強く生きていこうとする姿と重なると思います。私自身、頑張ろうと励まされ、この歌がドラマの持つメッセージをより強く伝えてくれるのではないかと感じています。」──本仮屋ユイカ

ドラマのプロデューサー後藤高久はプリシラの歌声について「日本語ってなんて美しいんだろう、はじめてプリシラさんの歌を聴いたとき、そう思いました。全世界万人に共通な「心」を歌える歌手だからこそ、聴く者を感動させることができるのでしょう」と話す。

「曲を作っているとき、このドラマのように誰もが日々何かに立ち向かって頑張っているということを改めて思い出しました。そう、たとえ人生にもがいていても、ひとりではないのです。孤独なときには、いつも誰かがそばにいてくれる。その誰かが、あなたかもしれないのです。」──プリシラ・アーン

「アイル・ビー・ヒア」が収録されたプリシラ・アーン初のベスト・アルバム『ホーム~マイ・ソング・ダイアリー』は、10月31日に発売になる。先行して「アイル・ビー・ヒア」の配信は10月24日からスタートとなる。

プリシラ・アーン『ホーム~マイ・ソング・ダイアリー』
2012年10月31日発売
TOCP-71434 1,980円(税込)
1.アイル・ビー・ヒア
2.イン・ア・トゥリー
3.希望の歌
4.上を向いて歩こう
5.ドリーム
6.恋する時間
7.アー・ウィー・ディファレント
8.アイ・ドント・シンク・ソー
9.ファインド・マイ・ウェイ・バック・ホーム
10.カントリー・ロード(アコースティック)
11.アイル・ビー・ヒア(英語アコースティック・ヴァージョン)

プレミアムドラマ『そこをなんとか』
2012年10月21日(日)放送開始
NHK-BSプレミアム 毎週日曜 午後10:00~10:49 連続9回
原作:麻生みこと『そこをなんとか』(白泉社「MELODY」連載中)
脚本:今井雅子 横田理恵
音楽:遠藤幹雄
出演:本仮屋ユイカ 市川猿之助 MEGUMI 五十嵐隼士 前田旺志郎 武田航平 井上和香 大友康平 ほか
制作:制作統括 後藤高久(NHKエンタープライズ)/谷口卓敬(NHK)
演出:片岡敬司、一色隆司(NHKエンタープライズ)
貧乏な家庭で育ったヒロイン改世楽子(かいせらくこ)は金儲けのため弁護士になることを決意し、キャバ嬢をして学費を稼ぎながら苦学の末、司法試験に合格。ところが、今や弁護士就職難の時代。やっとのことで弱小弁護士事務所に就職するものの、いつも金にならない事件ばかりを担当するハメに…。毎度わずかな報酬のために働くことになるが、「そこをなんとか」と敵に食らいつくうち、気がついたら損得そっちのけで法律弱者を助けることに…。

◆プリシラ・アーンオフィシャルサイト
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