スマイレージ横浜BLITZ公演、負傷の和田彩花も元気な姿。福田花音は番長キャラで嫉妬

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9月23日からスタートしたスマイレージの全国ツアー<スマイレージ ライブツアー2012秋 ~ちょいカワ番長~>。横浜BLITZ公演が9月29日に開催された。

◆スマイレージ <スマイレージ ライブツアー2012秋 ~ちょいカワ番長~>横浜BLITZ公演 画像、話題となった映像

ツアー前には、本番直前のリハーサルスタジオに潜入した映像がYouTubeで公開。涙に濡れる中西香菜はじめ、スマイレージの現実をカメラ前で口にするメンバーの姿がファンに衝撃を与えるとともに賛否両論を巻き起こした。そんな中でスタートしたツアーは、初日の大阪公演終了後に、リーダーの高校3年生・和田彩花が右足首捻挫による靱帯損傷というアクシデントも。和田は2~3週間の安静と治療が必要との診断が出たため、完治するまでの期間は十分なパフォーマンスができないという事態に。9月29日の横浜BLITZ公演は、和田の怪我後初となるライブとなった。

公演で和田は、歌とMCでいつも通り元気な姿を見せた。ステージ上に設置された椅子に座ったままの歌唱ではあるものの、可能な範囲内で手や首を大きく動かし会場を盛り上げていたその姿からは、踊りたくてウズウズしている気持ちが伝わってくる。またMCで「足を捻挫してしまって、今日はMCと歌だけで参加させて頂きます。本当にごめんなさい。」と、口にすると、会場からは「大丈夫!!」や「頑張れー!!」といった温かいエールと拍手が飛び交った。

今ツアーのテーマはツアータイトル通り“ちょいカワ番長”。メンバーの衣装もミニスカートに学ランのテイストが交えてあったり、MCも番長風なちょっと悪ぶった言葉遣いのトークを展開し、笑いが起こった。中でも番長キャラがなかなかしっくりこない勝田里奈が「プーさんの生まれ変わり勝田里奈です!」と、まったく番長設定を無視したかのようなホンワカ自己紹介をするとファン大爆笑。普段から“不思議ちゃん”発言のない勝田の想定外な言葉に、すかさずツッコんできたのが、シンデレラで毎度おなじみの福田花音。「おいおい、何だよこの盛り上がりはよー! なんでこれには皆ひかないんだよっっっ!」と、ご立腹。普段「シンデレラの生まれ変わり福田花音です!」と発すると、なんだかぬるーいレスポンスを返してくれるファンが、りなぷ~には熱い反応。この時ばかりは、花音は番長キャラを全開に出し、嫉妬をむき出していた。

本ツアーのセットリストには、2013年リリース予定のニューアルバムから「天真爛漫」、「大人の途中」が組み込まれているが、さらにこの日は11月28日に発売するニューシングル「寒いね。」も初披露。恋愛に不安になる寂しがり屋の乙女心を切なく歌った、ぐっと大人っぽい新曲に、スマイレージのトレードマークであるはじけた笑顔はなく、寂しさを表現した今までにない振り付けも印象的だった。

和田の怪我という突然のアクシデントから、急遽、ダンスのフォーメーションが変更となったりと、決して順風満帆とはいえないスタートとなった今回のスマイレージのコンサートツアー。しかし、そんな苦労は、同時に少女たちを一回りも二回りも成長させる。千秋楽には、きっと充実感に満ち溢れたスマイレージの姿があることだろう。


◆BARKS かわいこちゃんねる
◆スマイレージ オフィシャルサイト
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