【イベントレポート】KISS『モンスター~地獄の獣神』発売記念イベントに、高嶋政宏&HELLO KITTYがまさかのジーン・シモンズ状態

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KISSの20thアルバム『モンスター~地獄の獣神』発売記念イベントが、10月10日東京渋谷のタワーレコードで行われた。ゲストには、筋金入りの大のKISSファンで知られる高嶋政宏がまさかのジーン・シモンズ状態で登場、会場を沸かした。イベントではKISSへの熱い思いを語り、さらにHELLO KITTYまでがKISSメイクで応援に現れた。キティちゃんのジーン・シモンズ・メークは、世界初公開となるものだ。

◆高嶋政宏&HELLO KITTY画像

バッチリのKISSメークで登場した高嶋政宏は、「メイクは初めてです。当時ライブ会場の近くでマニアがメークしているのを見て、メークキットを持っていなかった僕は悔しい思いをしてたんで、夢だったんです!感動しました。これでジーンシモンズの目になれた」と大はしゃぎ。舌までも自ら真っ赤に塗ってくる気合っぷりだ。

高嶋政宏は、小学3年生の時からKISSの大ファンだという。8歳の時にレコード店で店長に進められて試聴した「悪魔のドクター・ラブ」を聴いて、「こんなにかっこいいバンドが世界にいるのか」と衝撃を受けたこと、そのあと初来日の時にTVでビジュアルを初めて見て虜になったことなど、KISSとの初めての出会いを語った。1979年には、父親に頼み込んで日本武道館のライブに連れて行ってもらったこと、周りは女子ばかりで音が聞こえないくらい声がうるさくて、耳にティッシュを詰めている父親の光景を見て申し訳ないと思い、その時ロックのコンサートは初めて熱いものだと思ったという幼い頃のKISSの思い出を語った。それ以来40年近くのKISSのファンなのだ。

アルバム『モンスター~地獄の獣神』についても絶賛だ。

「今回プロデューサーはポール・スタンレーで、ブックレットには、昔の一番KISSが、ぐあーっときた頃の音に戻ったとかのように書かれていたのですけれど、違いました。これを今KISSを知らない人が聴いたら誰もが、おっまたすごいいいロックバンドが出てきたじゃんって思うその位、今の音なんです。今出てきても、ものすごい反響が来る今の音なんですけれども、歌が始まったらKISS!なんですよ。これが感動するんです」──高嶋政宏

今は、KISS ON LINEでグッズを買いまくってフィギュアは50体くらい、KISSのパチンコも購入したりで、総額300万円ほどはKISSにつぎ込んでいる高嶋は、このメイクで三軒茶屋のロックバーに行きたいという。「KISSの音を聴くと、小学生の時のロックに目覚めた時、思春期が蘇ってくるんです。KISSは、3世代~4世代までづづくバンドですね。昭和に生まれてきたものにとって、ロックバンドと言ったらKISSなんです。とにかくかっこよくてKISSのロック界への貢献度は、凄いんです」と熱く語り、「原点に戻るとき、そのときはKISSを聴きます」と、KISSが生活になくてはならない様子をみせてくれた。

「このアルバムは、絶対満足できます」と『モンスター~地獄の獣神』を評価しながらも、自分にとってのモンスターとは?の問いには、「モンスターは自分自身です。同じようなものなのだけど、KISS ON LINEでどうしてもまた買ってしまう自分が怖いな」と吐露。筋金入りのKISSフリークぶりを披露していた。
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