特別編集番組『マイケル・ジャクソン BADのすべて』、12月28日(金)にNHKで日本初公開

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『BAD』発売25周年を記念する2012年も大詰めとなり、いよいよ一年の締めくくりとして未公開長編ドキュメンタリー作品『BAD25』の特別編集番組『マイケル・ジャクソン BADのすべて』が12月28日(金)にNHK総合で日本初公開される。

◆マイケル・ジャクソン画像

「スムーズ・クリミナル」で歌われる“アニー”は誰? マイケルが「BAD」で「Come On!」を「シャモン!」と発音しているのはなぜ?…といった謎をはじめ、音楽史を塗り替えてきたマイケル・ジャクソンの知られざる姿が明らかになるというものだ。

長編ドキュメンタリー『BAD25』は、自身も熱心なマイケル・ファンとして知られ、アカデミー賞ノミネート経験も持つスパイク・リーが監督を務めている。スパイク・リーは、アルバム『BAD』、そして有名すぎる本作の数々のショート・フィルムの制作、そしてBADワールド・ツアー実現に至るまでのマイケルの様子を捉えた貴重な未公開映像を発掘・編集し、ひとつのドキュメンタリー作品として完成させたのだ。また、自ら当時のスタッフ、エンジニア、コリオグラファー、ミュージシャン、アーティストなどへのインタビューも敢行し、時代を変えた『BAD』プロジェクトがどういうものだったかを解き明かしている。

「我々はあまりに長い間、マイケルの音楽とは関係ない部分にばかり着目してきました。今こそ、改めてマイケルの音楽と彼の才能に注目すべき時。この『BAD25』がTV放映される日は特別な1日になりますよ。全国の家族がマイケル・ジャクソンの天才ぶりをお茶の間で楽しめるんですから。歴史的な作品のメイキングを皆さんに届けてくれる放送局に大感謝です。シャモン!」──スパイク・リー監督。

マイケル・ジャクソンが、歌手、ダンサーという枠を大きく飛び出た存在であることは言うまでもない。彼は、『BAD』の作詞作曲の大部分を手掛ける音楽プロデューサーでありながら、ミュージックビデオのディレクションも行う規格外のマルチクリエイターだった。クリエイターとして「本気」の状態で制作に打ち込むマイケルの姿が収められた本ドキュメンタリーは、一人でも多くの人に見てもらいたいものだ。

『マイケル・ジャクソン BADのすべて』として放送される今回の内容は、スパイク・リーが制作した『BAD25』というドキュメンタリー全体を凝縮した「特別編集版」で、作品全体は131分のところ、「特別編集版」は63分というコンパクトなサイズだ。番組ではこの63分に加えて、アルバム『BAD』からのショート・フィルムやBADツアーからの貴重なライヴ映像も紹介される。

NHK総合「マイケル・ジャクソン BADのすべて」
12月28日(金)24時25分~26時04分放送(99分)

◆マイケル・ジャクソン・オフィシャルサイト
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