三代目 J Soul Brothers、EXILE出演サプライズの「可能性は0.001%だと思っていた」

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『第63回NHK紅白歌合戦』への初出場や、『第54回レコード大賞優秀作品賞』の受賞など、2012年、飛躍的な活躍をみせる三代目 J Soul Brothers。彼らのデビュー2年目にして初の単独アリーナツアー<三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2012 「0~ZERO~」>が12月9日にさいたまスーパーアリーナで最終日を迎え、なんとEXILEがステージに登場するという観客大興奮のサプライズが行なわれた。

◆<三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2012 「0~ZERO~」>最終公演 画像

ご存知のとおり、三代目 J Soul Brothersのリーダー・NAOTOとNAOKIは、EXILEのメンバーでもある。つまり、EXILEとしての活動もあり、また三代目J Soul Brothers自身もEXILE TRIBEとしての活動や、さまざまな夏フェスに出演するなど多忙を極めていた。そんな中、構成・演出含めすべてメンバーで作りあげたのが、今回のツアーだった。

今回のサプライズの話が持ち上がったのは、そんなメンバーが、最終日(追加公演)の演目を考えていた時。三代目 J Soul BrothersのELLYが、EXILEが出演してくれたら普通ではありえない事だけれど、ファンが一番喜んでもらえるのではないか、と考え、その想いをEXILEのリーダー・HIROに直談判。後日、HIROがEXILEメンバーに相談したところ、他のメンバーも快く快諾し、出演が決定した。ちなみにELLYはその相談をHIROにしたとき、EXILEが出演してくれる可能性は0.001%だと思っていたという。

今回のツアーは、全国9都市27公演で約25万人を動員。1stアルバム『J Soul Brothers』、2ndアルバム『TRIBAL SOUL』の楽曲をはじめ、ヒットシングル「花火」や1月1日にリリースされる最新アルバム『MIRACLE』から「君の瞳に恋してる -Can't Take My Eyes Off You-」など全26曲をパフォーマンスし、約1万8000人の観客を魅了した。

そして、観客誰もが驚いたアンコールが始まる。会場が真っ暗になると、なんとステージから登場したのは三代目 J Soul BrothersではなくEXILE。後輩の晴れの舞台に三代目 J Soul Brothersに所属するNAOTO、NAOKI以外のEXILEメンバー全12人が応援に駆けつけ、9月5日にEXILE TRIBEとしてリリースした「24karats TRIBE OF GOLD」をEXILE、三代目 J Soul Brothersのメンバー19人と、サポートメンバーとして出演していたGENERATIONSを含む総勢31名で披露。それはまさにEXILE TRIBE(EXILE一族)でのパフォーマンスだった。

EXILEは12月5日に4年ぶり、14人になってからは初のベストアルバム『EXILE BEST HITS -LOVE SIDE / SOUL SIDE-』をリリースしたばかり。EXILEの歴史が凝縮されたアルバムとともに、三代目 J Soul Brothersにもこの日、新たな歴史が刻まれた。

初の単独アリーナツアーを終えたばかりの三代目 J Soul Brothersだが、1月1日には3rdアルバム『MIRACLE』をリリースする。ヒットシングル「花火」、そして先日放送された『2012 FNS歌謡祭』にて“曲”瞬間最高視聴率を記録した「Go my way」はもちろん、ツアー最終日に初めて披露された、自身初の洋楽カヴァー曲「君の瞳に恋してる -Can't Take My Eyes Off You-」など新たな楽曲も多数収録される。また、初回生産限定盤には<三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2012 0 ~ZERO~>の本編(約120分収録予定)を緊急収録したライブDVDも同梱される。

◆ライブイベントレポート チャンネル
◆三代目 J Soul Brothersオフィシャルサイト
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