これぞLUNA SEAの真骨頂! というか、過去、最強のシングルと言っても過言ではないかもしれない。熱狂の渦と化している12年ぶりのスタンディング・ツアーでいち早く披露されているシングル「The End of the Dream/Rouge」が12月12日(水)にリリース。最強のグルーヴ、最強のメロディ。
LUNA SEAをきっかけに数えきれないほど多くの人たちが楽器を持つことになった理由が、歌に音に、すべて詰まっている。1音、1音に込めたハンパない熱量が最速のスピードで伝わってくるシングルはどうやって生まれたのか。新たな扉がどんどん開いていっているというLUNA SEAの“今”について、J(B)と真矢(Dr)の鉄壁のコンビが熱く語る。

◆「ここが最終地点ではなく、むしろスタートポイント。“俺たちはここにいる”っていう」(J)

――<Zepp Tour2012「降臨」>ですでに演奏している移籍第1弾シングル「The End of the Dream/Rouge」は、血が騒いで鼓動が早くなる感覚を覚えた2曲でした。LUNA SEAの王道を今の歌、音圧、グルーヴで表現していているのがスゴイ。今年(2012年)の3月には22分以上の大作「THE ONE~crash to create~」をリリースしましたが、どういう経緯があって、今回の2曲が選ばれたんですか?

真矢:今回のシングルは、俺たちも含めてSLAVEと呼ばれている人たち、LUNA SEAを応援してくれる人たち、ライブに来てくれたり、CDを買ってくれる人たちの根の部分というか、バンドのいちばん根底に流れている2曲なんだろうなって。「THE ONE~」は頭で考えて“スゴイ! こう来たか”って思う曲だと思うんだけど、「The End of the Dream」は何も考えず聴いた瞬間、ガーッてくるものがあるでしょ?

――イントロから持っていかれますよ。

真矢:キターッ! みたいな(笑)。そういう感覚をうまくパッケージできたかなと。

J:メンバーみんなが求めていることを代弁しているシングルなんだと思う。僕らは今までやってきたこと、これからやっていくことを含めて、今のLUNA SEAはどうあるべきか、どこがいちばんマックスな場所なのか、ずっと探していて……。今までやってきたからこそ立たなきゃいけない場所もあるし、やってきたからこそ、やるべきこともある。“LUNA SEAって何なんだ?”っていうのを探し続けていく中で「これが他の誰でもない今の俺たちなんだよ」っていうのが今回の曲。一瞬で聴く人の体温を1度ぐらい上げるような。

――1度どころじゃないですよ。

J:(笑)いい意味で覚醒させる要素を持っている曲だし、まさに今の俺たちがみんなに伝えようとしている熱でもあり。

――今の5人のマックスな状態を表現している?

J:マックスって言っても、ここが最終地点なわけではなくて、むしろスタートポイント。“俺たちはここにいる”っていう。

――スタートポイントということですが、だから、ここから“第2章 LUNA SEA”という位置づけなんですか? 初めて5人で共作した組曲のような「THE ONE~」が生まれたからこそ、今回のストレートさが在るというか。

J:自分自身はあの曲を作ったからこそ、今回のシングルに辿り着いたと思う。「THE ONE~」は“俺たちって何なんだろう?”っていうのを確かめた曲だと思うんだ。シングルというフォーマットもぶち壊して、自分たちが表現したいことをすべて詰めこんで、“俺たちは俺たちなんだ”っていう揺るぎない自信を得られた。だから、すべてが線で繋がっているんだよね。今回は聴いてくれる人たちを熱くさせる2曲だし、そもそもLUNA SEAはそういうバンドだから。

――なるほど。久々に合宿もしたって聞きましたけど、ライブハウス・ツアーといい、そういう原点に立ち戻っていくやり方がまたLUNA SEAらしいというか。

真矢:根っこの部分は変わらないもんね。

J:そうだね。12年ぶりの合宿や12年ぶりのスタンディング・ツアーをしていて……。当然、今までにもやってきていることなんだけど、逆に今、こういう活動をしていることが楽しいし、刺激的。当時、感じなかったことを感じるし、こだわるところもあの頃とは違う部分だったり、違う形で新しい扉がバンバン開いている気がする。

真矢:ライブでの5人の集中力は昔以上に凄まじいからね。大人になったからなのか、ステージに賭ける想いが強くなったのかわからないけど、その熱はスゴイものがある。

⇒インタビュー続きへ