デヴィオン・ファリス、「僕はミュージック・シーンにR&Bを取り戻したいんだよ」

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デヴィオン・ファリスのデビュー・シングルとなる、シェネルとのデュエット曲「ノ―・ティアーズ・レフトfeat.シェネル」が、12月12日(水)よりiTunesで先行配信スタートとなった。この楽曲が収録されたメジャー・デビュー・アルバム『DAVION FARRIS』は、2013年3月13日(水)に発売される予定だ。

◆「ノ―・ティアーズ・レフトfeat.シェネル」PV映像

デヴィオン・ファリスは、10歳のときにジェリル・バズビー(元モータウンCEO、1998年にドリームワークス/ブラック・ミュージックのヘッドに就任)にヴォーカリストとしての才能を認められ、兄二人とN3Dというユニットを組み活動を開始。ドリームワークスと契約するも諸事情によりデビューは叶わなかったものの、その後兄弟3人はWoodWorksという名でプロダクション・チームを組み、アッシャー、ロイド、ブライアン・マイケル・コックス、プシーキャット・ドールズ、ジェニュワイン、そしてB.ハワードのフロントライン・アーティストたちに楽曲を提供することとなった。

シェネルとの出会いは3年半前、ソングライター同士としてLAのスタジオで意気投合したという。この度デヴィオン自身のデビューにあたり、シェネルが彼のデモ音源を何曲か聴いていたところ彼女も絶賛のトラック「ノ―・ティアーズ・レフト」で共演することになったというものだ。

楽曲の出来については、シェネルは「歴史的ヒットは確実よ」と太鼓判を押している。


パフォーマーとしてのデヴィオンは、チャカ・カーンの2011年に行われたワールド・ツアーにバック・ヴォーカルとして選ばれるほどの実力の持ち主だ。また、彼の美声はNE-YOと勘違いされるほどで、YouTubeにリークされたデヴィオンのデモ音源がNE-YOのファンに"NE-YOの新曲"として300万回再生されるハプニングが起こるほど。

「NE-YOが断言するよ、デヴィオン・ファリスはホンモノだとね。」──NE-YO

「僕はミュージック・シーンにR&Bを取り戻したいんだよ。それがソングライターとしてもパフォーマーとしても、僕に与えられた使命だと思っている。もちろん決して悪いことじゃないけど、ここ最近のR&Bはダンス寄りになりすぎている傾向にあると思うんだ。」とデヴィオン・ファリスは語っている。2013年は、デヴィオン・ファリスにとって本格的な花を咲かせるブレイクイヤーとなることだろう。
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