【ライブレポート】アップアップガールズ(仮)が、自分たちの過去との戦いへ。聖地・横浜BLITZ公演決定

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アップアップガールズ(仮)が、12月15日、東京ラフォーレミュージアム六本木にて単独コンサート第2弾<アップアップガールズ(仮) 2nd LIVE 六本木決戦(仮)>を開催した。昼公演では、タワーレコード新宿店のアイドル担当・フルキさんと、嶺脇育夫 タワーレコード代表取締役社長が登壇するという、9月2日に代官山UNITにて開催された初単独ライブ<アップアップガールズ(仮)代官山決戦(仮)>のデジャブとともに、アルバムリリースの決定と、対バン行脚の開催、そして、ハロプロエッグ出身の彼女たちとファンにとって“聖地”である横浜BLITZでの凱旋公演<アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE 横浜BLITZ 大決戦(仮)>開催をサプライズ発表。メンバーは、歓喜の涙を流して喜びを爆発させた。

◆<アップアップガールズ(仮) 2nd LIVE 六本木決戦(仮)> 画像

やはりその発表はアンコールだった。ライブ冒頭の「Going my ↑」から、「バレバレ I LOVE YOU」、そして本邦初公開の新曲「リスペクトーキョー」、ライブでは初披露の「Beautiful Days!」、さらにT-Palette Records移籍後第1弾シングルで、オリコンインディーズチャートで1位を獲得した「チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ」などを披露し、冬の六本木をこれでもかと言わんばかりに熱く、ただひたすらに熱く盛り上げたアップアップガールズ(仮)。そしてアンコールでの公演最後の挨拶が終わったところで、ステージ前にいたスタッフが、「一枚ずつめくってね♡」と書かれたカンペ(スケッチブック)を取り出す。新井愛瞳がそれを受け取り、一枚ずつめくっていく。

「2ndライブお疲れ様でした!! しつこくてすみません。 サプライズです。」

やっぱりのサプライズに笑いと歓声が沸く。そしてスペシャルゲストとして、日本で一番アップアップガールズ(仮)のCDを売ったお店である、タワーレコード新宿店のフルキさんが、カンペの指示にしたがって呼び込まれる。

前回同様、何やら封筒を手に登場したフルキさん。彼の口から飛び出したのは、以下のような発言だった。

「2013年、1月30日に1stアルバム発売。」

その発表にアップアップガールズ(仮)は目を丸くさせ、飛び跳ねたりしゃがみ込んだり、抱き合ったりして感情を爆発させる。そして、会場とステージでバンザイ。続く「タイトルは……『ファーストアルバム(仮)』」という言葉で、よしもと新喜劇もビックリな腰砕けも炸裂しつつ、とはいえ誰もが笑顔で1stアルバムリリースを喜んだ。

役目を終えたフルキさんがステージを去り、いよいよ最後の曲。……と思われたところに、別のカンペを手にして再びステージへと現れるフルキさん(「なんでそういうことするんですか!」と、新井愛瞳に怒られながら)。

カンペには、やはり「一枚ずつめくってね♡」と書いてある。そしてめくると「アップアップガールズ(仮)に何か足りない…」の文字。いきなりの不安げな言葉で、「怖い、怖い」と、メンバーの表情から笑顔が消える。さらに「足りない…足りない…足りないものは…」と、その気持ちを揺さぶるかのように煽っていくカンペ。そして、「タワーレコード株式会社 代表取締役社長 嶺脇育夫 様より発表をして頂きます。」との文字が。関係者エリア(というか、会場の一番後ろで)ライブを最初から観ていた、もうひとりのスペシャルゲスト・嶺脇社長が、客席の中央を抜け、「育夫コール」に迎えられて登壇する。

嶺脇社長から発表されたもの、それは<TOWER RECORDS Presents アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)>の開催。社長曰く、彼女たちに足りないものは「戦い」だそうで、今回発表された行脚は、いわばアップアップガールズ(仮)のホームグラウンドである東京ではなく、地方に乗り込んでいって、各地のアイドルグループとアウェイな状態で戦う、というもの。ちなみに東京決戦の相手はシークレットながら、大物との対バンを予定。ただし、社長曰く「ハロー!(プロジェクト所属グループとの対戦)はないです。」とのこと。

「あんぎゃ! あんぎゃ!」と、騒ぐメンバーたち。しかし、本当の意味でのビッグサプライズはこの後。

「で、もうひとつプレゼントを。これ、過去最大の。あなたがたの“過去”との戦い。ハロプロエッグとして最後のイベントを行なった聖地・横浜BLITZについに凱旋。4月13日、<アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE 横浜BLITZ 大決戦(仮)>決定です!」

まさかの横浜BLITZ公演決定に客席からは「おめでとう!」と声が飛ぶ。メンバーは思い出の地でライブができるということで、溢れ出る感情を抑えることができず、泣き叫んで「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを述べるのが精一杯。そして嶺脇社長は、そんなメンバーを見つめながら、「アルバムも、地方行脚も大成功に終わらせていただいて、横浜BLITZがぎゅうぎゅうになるくらい埋まるよう頑張ってください。そして、私たちも頑張ります!」と、アップアップガールズ(仮)とともに戦っていく(=私たちも頑張る)ことを宣言した。
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