異色のV系ニューヒーロー戦隊、ムシケラトプス参上

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肉食系、草食系、ロールキャベツ系の次に来るのは、昆虫系男子か?それとも恐竜系男子か?

◆「コピー人間」PV映像

V系シーンにおいても異色のインパクトを持つニューヒーロー戦隊バンド、ムシケラトプスが12月12日に1stシングル「コピー人間」をリリースした。ムシケラトプスは、男子ならば幼い頃に一度は魅了されたであろう“虫”と“恐竜”をこよなく愛しリスペクトするバンドだ。そして誰しも抱えている弱い心やコンプレックスを理解しながら、決してノーマルではない形で人々の背中を押す、少し不完全な正義のニューヒーローを目指してライブ活動を行なっているニューヒーロー戦隊なのだ。

ライブでは、明るくキャッチーなパーティー系ナンバーから、アグレッシヴな重厚サウンドでリスナーを激しく煽るメタルナンバーまでの幅広いジャンルの楽曲を披露。その中でも、特に盛り上がるナンバー「戦慄あっち向いてホイ」では、ステージ上のメンバーが客席のひとりを指名して「あっち向いてホイ」を強制プレイ。そこでメンバーに勝利すると、その季節やイベントのテーマに合わせた賞品(餅・米・焼き肉のタレ等)がゲットできる。屈託なく、どこか懐かしい遊びを本気で楽しむことができる空間も、ムシケラトプスが作り上げる魅力のひとつである。

過去に多くの挫折と深い闇を経験し、それを自力で乗り越えてきたというムシケラトプスは、12月12日に全国リリースした最新作「コピー人間」で、“何かをコピー(真似)する”ことは人の本質と説く。Vo.高崎“ヘラクライスト”竜爾は、妙に長いマフラーをたなびかせながら、「僕はコピー(真似)することが得意なんです!だから、憧れている人の行動やファッションを上手くコピーしちゃえば、色々とラクなんだよね♪でも、そこに“自分(=個性)”はあるのかな?という部分に立ち返ってみた主人公の物語を歌詞にしてみました。そもそも、生まれたばかりの赤ちゃんだって、初めは大人をコピーすることから始めると思うし、僕が音楽を始めたばかりの時も、最初は好きなアーティストのコピーからスタートしたんだけど、そんな風に安易にコピーし過ぎて“自分を見失ってしまう瞬間”ってきっとあるはず。でも、それはそれで良いんじゃないかな?」と語る。

昆虫系+恐竜系=少し不完全な正義のニューヒーロー戦隊“虫竜系男子”ムシケラトプスは、2013年はどこに向かうのか。虫竜系男子の時代は来るのか?


Text by Ayako Ishida
編集:BARKS編集部

ムシケラトプス1st Single「コピー人間」
2012年12月12日発売
1,200円(税込)
1.コピー人間
2.風来のグラウコトエ
3.マッチ売りの悪魔

◆ムシケラトプス・オフィシャルサイト
◆ムシケラトプス・オフィシャルブログ
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