PreSonusのStudioLiveに新モジュール無償追加 ルーム解析、システム・ディレイ、出力チェック機能を搭載

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PreSonusは、「StudioLive」用のUniversal Controlソフトウェアの最新バージョン1.7を無償公開した。

「StudioLive」シリーズは、マイク・プリアンプ、アウトボード、オーディオ・インターフェース、そしてソフトウェアを統合し、ライブ・サウンド、ライブ・レコーディング、スタジオ・ワークのすべてに必要な機能性を備えた、ハードウェア/ソフトウェア統合デジタル・ミキシング&レコーディング・システム。今回行われたUniversal Controlソフトウェアの無償アップデートでは、新しいRational Acoustics Smaart Measurement Technologyが搭載された。この機能は、Universal ControlソフトウェアのVirtual StudioLiveセクションに統合されている。

前バージョンUniversal Control 1.6では、Smaart Measurement TechnologyのSpectraモジュールが「StudioLive」ファミリーのVirtual StudioLiveコントロール/エディター/ライブラ リアン・ソフトウェア(Universal Controlの一機能)に追加。これにより、「StudioLive」のグラフィックEQ表示を確認しながら、RTAとSpectrographへのアクセスを実現した。

最新のバージョン1.7では、「StudioLive 24.4.2」または「StudioLive 16.4.2」用に3つのSmaartシステムチェック・ウィザードを搭載。これにより、トークバック入力に測定マイクを接続することで会場の周波数特性をすばやくチェックし、ディレイシステムのタイミングを計算/設定し、出力接続を確認できるようになる。


▲新たに搭載された3つのSmaartシステムチェック・ウィザード。左から、Smaart Room Analysisウィザード、Smaart System Delayウィザード、Smaart Output Checkウィザード。

1つめのSmaart Room Analysisウィザードは、周波数特性記録を取得し、「StudioLive 24.4.2」または「StudioLive 16.4.2」のFat ChannelパラメトリックEQのVSLディスプレイに測定結果をオーバーレイ表示する(周波数特性記録はシステム測定の結果を周波数と振幅で表現)。このパラメトリックEQを調整することで、室内空間における不要な特異性を簡単に取り除くことができ、一点計測を必要とする基本的な分析に加え、3つの異なるマイク位置での計測の平均に基づく高度な分析も実行可能。どちらの分析タイプもメイン、サブグループ、Aux の各出力に対して適用可能。

Smaart System Delayウィザードは、2つのフルレンジ・スピーカー・システム間の遅延時間を計測し、「StudioLive 24.4.2」または「StudioLive 16.4.2」のサブグループ出力ディレイを使用して正しいアマウントを設定する。これにより、FOHのPAシステムでセカンダリ(一般的にはサイドとリア)のスピーカー・システムの出力と、メインのフロント・スピーカーの出力を同期させることができ、Smaart System Delayウィザードを使用する複数のセカンダリ・システムと「StudioLive 24.4.2」または「StudioLive 16.4.2」の4つのサブグループ出力を同期させることも可能とする。

そして、最後のSmaart Output Checkウィザードでは、システム出力が正しくルーティングされており、信号を適切に通過させているかの確認が可能。出力のルーティングとボリューム・コントロールを一時的に引き継ぎピンクノイズをパッチすることにより、どのスピーカーがどこに接続されているのかを素早く判別しルーティングの問題箇所を迅速に特定することが可能となっている。

なお、これらの追加機能はアーキテクチャが異なるため、「StudioLive 16.0.2」では利用できない。

◆Virtual StudioLive 詳細ページ
◆Studio Live 製品詳細ページ
◆ダウンロードページ
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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