パティ・スミス、自伝第2作目を出版

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パティ・スミスが、第2作目となる自伝を出版するようだ。

◆パティ・スミス画像

パティは2010年に初の自伝『ジャスト・キッズ』を出版しており、写真家ロバート・メイプルソープとの友情について綴っている。新作についてパティは「新作は『ジャスト・キッズ』の流れを汲んで、しかも同じ時期について書いたものになるわ。でも今後はもっと亡き夫(MC5のギタリスト)フレッドや音楽に焦点を当てるの」「ちょっと違った角度から書くわ。『ジャスト・キッズ』はロバート本人や私とロバートとの関係、それにアーティストとして成功したかった頃の事にフォーカスした作品だったから。新作はたぶんもっと音楽活動について書こうと思っているの」と語っている。

さらにパティは「いわゆるロックンロール的なライフスタイル、つまりセックスやドラッグなんかについてのストーリーではないの」「もっと良いストーリーよ。もちろんロックンローラーとして世界中を周って、今は亡くなってしまった弟のトッドとも一緒に活動したりもしたけどね。そうしてフレッドに出会ったわけなの」「フレッドと出会って、私の人生は予想外の展開になったわ。まだまだ沢山書きたい事があるのよ」と続けた。

また、現在沢山のプロジェクトに取り掛かっているというパティは「そろそろ私も社会保障制度を受ける年齢になったけど、まだまだ引退はしないわよ」と現役ぶりを示した。

テレヴィジョンのトム・ヴァーレインやジャック・ペトゥルッチェリ、パティの息子ジャクソンと娘ジェス・パリスらをフィーチャリング・ゲストに迎えた最新アルバム『バンガ』を2012年にリリースしたばかりのパティだが、このアルバムには故エイミー・ワインハウスを偲んで歌った「ディス・イズ・ザ・ガール」や友人のジョニー・デップのために書かれた「ナイン」などが収録されている。
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