MOTUのDAWソフト「Digital Performer」の新バージョン「DP8」登場!VST対応&64ビットネイティブ対応、Windows版も!

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ハイ・リゾリューションは、米MOTU(モツ)社のレコーディング・ソフトウェア「Digital Performer 8」(以下DP8)を発売した。

25年に渡り進化を遂げてきた“DAWの巨人”が、バージョン8へ待望のアップデートを果たした。前バージョンから3年ぶりのメジャーアップデートとなる「DP8」は、プラグインフォーマットとして新たにVSTに対応したほか、パンチイン/パンチアウトの前後を記録することでレコーディング時の音切れを防ぐパンチガードや17の新しいエフェクトなど、機能面でも多くの追加がされている。

エフェクトではギター、ベース関連が充実。アンプではVOX AC30、Mesa Dual Rectifier Solo Headを継承したモデルが追加。ベースギターのスピーカーキャビネットとレコーディング環境を再現するLive Room Bや、ライブ演奏に適したCPU効率のよいキャビネット「Live Stage」も用意。コンプレッサーやブースター、フェイザーなどのコンパクトエフェクターも多数装備。さらにマスタリング系もさらにパワーアップ。マルチバンドEQとダイナミクスコントロールが可能なDynamic Equalizer、クリック1つで、トラックのタイミングズレや位相の問題を解決するPrecision Delay、M/S処理によるマスタリングを可能にするSpatial Maximizerなどが用意される。

その他おもな特徴は以下のとおり。

・64bit完全対応
・パンチイン/アウトを強力にサポートするパンチガード機能
・VST / AU / MASプラグイン対応
・17の新しいプラグインエフェクト
・簡単な操作を実現するインラインコントロールパネル
・高速検索を可能とするプラグイン&プリセットマネージメント
・卓越したMIDI編集機能
・あらゆる音場を想定したサラウンドパンニング
・同社ビデオハードウエアとの連携強化
・Windows対応予定 (DP8ユーザー無償ダウンロード)

また、DP8はWindowsにも対応する予定だ。MOTUは、ハードウェアについてはMacおよびWindowsに対応してきたが、DAWソフトのWindows対応はこのDP8が初となる。Windows版もMac版とほぼ変わらぬ操作を実現し、プラットフォーム間の作業も違和感なくスムーズに行えるとしている。バンドメンバーが持っているパソコンのOSが違っても、これからは同じDP8を使えばデータのやり取りも問題なくなるというわけだ。OSの対応はWindows 7以降。DP8の登録ユーザーはWindowsバージョンがリリースされ次第、MOTUのWEBサイトからダウンロード可能になる。

パッケージは通常版のほか、アカデミック版(39,800円/実勢価格 以下同)や他社製品からの乗り換え版(39,800円)、そして前バージョンからのアップグレード版(DP1~7からは19,800円/Performerからは29,800円)も用意される。


▲新製品内覧会では数多くの新機能を紹介。Windowsへの対応、追加された各種エフェクトや、さまざまな編集ウィンドウを1つの画面に集約したコンソリデイトウィンドウ、パンチガード機能の利点をアピール。画面構成などをユーザーレベルでカスタマイズ可能で、テーマ変更機能も装備する。

<システム条件>
・Mac OS X 10.6.8以降(10.8対応)
・2GB以上のRAMメモリ(4GB以上推奨)
・2GB以上の空きHDD容量
・インターネット接続環境(製品オーソライズに必要)

◆DP8(ディーピーエイト)
価格:オープン(実勢価格 49,800円)
発売日:2012年11月30日

◆DP8 製品詳細ページ
◆ハイ・リゾリューション
◆BARKS 楽器チャンネル
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