【イベントレポート】桐谷美玲、矢田亜希子、中村ゆり、女優3人の個性的過ぎるクリスマスエピソード

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BeeTVドラマ『ラブスウィング~色々な愛の形』が12月20日より配信が開始されたのを記念して、12月22日、BeeTV会員から女性50名を招待して<クリスマス女子会パーティー>が都内にある青山ロビンズクラブで開催された。イベントには、ドラマで主演を務める桐谷美玲、矢田亜希子、中村ゆりの3人と、前田監督が出席。女性陣3人が“理想の愛のかたち”について語るなど、女子会トークを繰り広げた。

◆桐谷美玲、矢田亜希子、中村ゆり、前田監督 <クリスマス女子会パーティー> 画像

BeeTVドラマとして41作目となった『ラブスウィング~色々な愛の形』は、“さまざまな愛のかたち”がテーマ。年齢差、不倫、離婚、職場恋愛など19人の恋愛を描く。ドラマの第一話がクリスマス当日という設定のため、今回のイベントも<クリスマス女子会>という設定で実施された。

英国貴族の邸宅のような優雅で荘厳な空間。クリスマスデコレーションが施された会場に、華やかにドレスアップしたBeeTV女性会員50人が集まる中、司会の呼び込みで桐谷美玲、矢田亜希子、中村ゆりが、クリスマスカラーを意識したドレス姿で登場する。

「こんなに沢山の方に集まって頂いて嬉しいです。ドラマはどうでしたか?(「楽しかったです!」というお客様からの声。)ドラマを観終わってこうやって笑顔になってくださって本当によかったです。短い時間ですが楽しんでもらえたらと思います。」と、挨拶した桐谷美玲。中村ゆりは「今回のドラマは本当に沢山の愛のかたちが描かれていて、私は不倫をしてしまう役でしたが、相手役の鶴見さんと思いっきり不倫してやろうって言っていたんです。……ティーパーティーってなんですか? 不思議な感じですね(笑)。今日は皆様お綺麗ですね。宜しくお願い致します。」と、彼女のテンポで招待客たちを楽しませていく。

クリスマスが近いということで、トークは「印象的なクリスマスの思い出」について。桐谷は、「私は小さい頃から現実主義で、サンタさんなんて絶対にいないと思っていた子だったんです。両親がわざわざ英語で手紙をプレゼントと一緒にくれていたのに、絶対にこの手紙はこのペンと紙で書いたんだって見つけてきて、まだ幼稚園の弟に言ったりしました。プレゼントがないかクリスマス前に家中の押入れを探して先に見つけてやろうって思っていました。私はリカちゃん人形が好きだったので、リカちゃんの洋服セットをもらったりすると嬉しかったです。」と、コメント。

一方の矢田亜希子は、「私は小さい頃からサンタさんを信じていて、大きな靴下を枕元に飾っている子でした。誕生日も近いので12月は私にとっては特別な月なんです。一大イベントという感じで、12月になったらワクワクしていました。24日から枕元に靴下を置いておいて、25日になるとプレゼントが入っていて翌日もまた靴下を飾っておくと、また次の朝も小さいプレゼントが入っていたりして、さらに翌日も飾っておくと、翌朝キャンディーが入っていたりしました。『ずっと靴下を飾っているから何か一個でも入れてあげよう』と両親が考えてくれていたようです。毎年、これが年明けくらいまで続いていました(笑)」と話す。

そして中村は、「うちの両親は、私が幼稚園くらいの頃から『サンタさんなんていない。親がプレゼントを買っているんだから親に感謝しなさい』って言われて育てられたんですよ。私は、クリスマスは苦手な方なんですが……恋人とあらたまって会ったりするのって恥ずかしくないですか? イルミネーションとかは綺麗ですよね。昔、張り切ってイルミネーションを観に行ったんですが、混み過ぎていてただ疲れてしまったということがありました。」と、振り返る。女優3人が集まると、クリスマスのエピソードひとつとっても実に個性的だ。

子供の頃の思い出は、おとなになってからのクリスマスの過ごし方にも影響をおよぼすのか、今年のクリスマスの過ごし方についても三者三様。桐谷は、「私は友達とパーティーしたかったんですが、24日も25日も『NEWS ZERO』があってできないんです。生放送なので、ぜひ皆様パーティーしながら観てください。(笑)」と、仕事。矢田は「私は、お友達をいっぱい呼んでパーティーします。お料理もします。から揚げは絶対出す予定です。」と、定番のクリスマスパーティー。そして中村は、というと、「まだ何も決めていません。普通に家にいそうです(笑)」と、まさかの平日モード。とはいえ、彼女も「(友だちに)呼ばれたらパーティーに行くかも。」とのこと。

ここで、「格好をちょっと間違えたな。」と、『ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~』の監督を手掛けた前田弘二監督が登場。前田監督は、このトークイベント前に<全話イッキ見試写会>で、ドラマをすべて鑑賞した招待客に向けて「本当は雨で寒い中お越し頂きありがとうございます。137分という長い作品に最後までお付き合い頂きありがとうございました。」と挨拶。

トークはドラマの撮影秘話に移る。「まー、ほんとに貴重な体験でした。おじさま達との撮影は。ロケをしていたら雨が降ってきて雨待ちをしなければならなくなった時があったんです。その間におじさま達が近くの普通にお客さんのいるファミレスに入っていかれて談話していたんです。(共演者の)津川さんが『里穂ちゃん(役名)もおいで』って呼んでくださって、私も輪の中に入りました(笑)。60年前の映画界の話とか、「昔、俺は誰が好きだった」みたいな、聞いていいのかな……みたいな話をしていました。貴重なお話を聞くことができてとても面白かったです。最初はすごく緊張していたんですけど、みんなが”里穂ちゃん”って呼んでくれて、最後はハグしてお別れしました。」と、役者としての、そして人生の先輩俳優たちとの充実した撮影だったことを笑顔で語る桐谷美玲。前田監督も「桐谷美玲はみんなのアイドルと化していた。」と証言するように、みんな彼女のチャーミングなところにベタ惚れだったようだ。

ドラマでは、10代の頃に共演して以来、久しぶりに一緒になった岡田義徳と夫婦で、さらに喧嘩をする芝居をしなければならなかったという矢田亜希子は、「私は夫婦喧嘩真っ只中から入る設定の役柄だったので、撮影中はずっとテンションマックスで怒っていて頭に血がのぼってしまいました(笑)」と振り返る。そんな矢田に、前田監督は、「かなり長まわしをして撮影したので、撮影中の矢田さんを見てひょっとしたら役ではなくて、しつこい演出をする僕に対して怒っているんじゃないかなって実はヒヤヒヤしていました(笑)」と、コメントして会場を笑わせる。そんな監督の演出について、中村ゆりも、「男性陣とのシーンが多かったんですが、長まわしでどんどん男の人がげっそりしていきました(笑)。」と証言するとともに、「でもその分情感のあるリアルなお芝居ができました。」と、その演出が作品のリアリティを高めるのに効果的だったことを話した。

会場が盛り上がる中、色々な愛のカタチを描いた本作にちなんで、キャストが事前に考えた“理想の愛のかたち”を書いた、ハート型のクリスマスオーナメントをそれぞれ披露する。

  ◆  ◆  ◆

桐谷美玲 「飾らない愛」
一緒にいて楽で、気を使わないでいられる関係が理想です。すっぴんでもいいし、Tシャツにジーパンでいてもいいような関係が理想です。里穂ちゃんの恋愛も、特別なことがあった訳ではないけれども惹かれていったというのは、居心地の良さだったんじゃないかなと思います。

矢田亜希子 「家族愛」
愛のかたちというのは、一番は安らぎだと思っています。ちょっと離れていても常に思いやることができるのが大切なのかなと思います。ゆっくりお茶でも飲みながら語れるような関係が理想ですね。

中村ゆり 「強」
一人でも見返りなく愛してくれる人がいるだけで、何でも乗り越えられる。自分を強くしてくれる人がいるっていうのが、理想の愛ですね。

  ◆  ◆  ◆

最後は、会場に集まった招待客たちの“理想の愛のかたち”が描かれたオーナメントを飾り付けたクリスマスツリーに仕上げとして3人のオーナメントを飾り付け、世界に一つだけの愛に溢れたツリーが完成した。

「本当に色々な恋愛のパターンが集まっているので、どれか必ず一つは皆さん共感してもらえるところがあると思います。今年の冬は寒いですから、『ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~』を観てほっこりしてもらえたらなと思います。」── 桐谷美玲

「この時期にぴったりな作品となっておりますので、色々な方に観てもらえたらなと思います。」── 矢田亜希子

「この作品は同時進行で色々な人の世界があって、日々の生活がしっかり描かれている作品です。携帯でどこでも観れますので、気軽に楽しんで頂けたらなと思います。」── 中村ゆり

「生きていると小さい問題や大きい問題もあると思いますが、そのままの日常をこの作品で描きました。この作品を観て共感して、明日もまたまた頑張ろうって思ってもらえたらいいなと思います。」── 前田弘二 監督

【作品概要】
タイトル:ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~
配信開始日:2012年12月20日 更新日:毎週水曜日更新
配信尺:1話=約15分 全12話
出演:桐谷美玲、平山浩行、矢田亜希子、岡田義徳、中村ゆり、鶴見辰吾、小島聖、津川雅彦
脚本:高田亮
監督:前田弘二
プロデュース:石田成一
プロデューサー:森川真行、椛澤節子
主題歌:「キラキラ」lecca(cutting edge)
音楽:きだしゅんすけ
制作:ファインエンターテイメント
制作著作:BeeTV

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(C)BeeTV
text by ystuji a.k.a.編集部(つ)
◆かわいこちゃんねる
◆『ラブ・スウィング~色々な愛のかたち~』公式サイト
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