ティアック、DSD5.6MHz/PCM384kHz対応高音質音楽再生ソフトウェア「TEAC HR Audio Player」無料配信開始

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ティアックは、TEAC ホームページにてDSD5.6MHz/PCM384kHz対応高音質音楽再生ソフトウェア「TEAC HR Audio Player(V1.0)」を公開した。

「TEAC HR Audio Player」は、WindowsとMacintosh上で動作するハイレゾ音源対応の高音質プレーヤーソフトウェア。TEAC UD-501などのハイレゾ音源に対応したTEAC製USB DACとのコンビネーションにより、複雑な設定をしなくてもDSDを含むハイレゾ音源再生を高音質で楽しむことが可能だ。11月のベータ版公開に続き、予定どおり12月に正式版が公開となった。

ティアックでは、2001年の業務用DSD録音機「DS-D98」の発売以降、業務用録音再生の現場においてDSDに関するノウハウを蓄積してきた。以降、2005年には「DV-RA1000」、2006年には「DV-RA1000HD」とDSD対応機器をリリースし続け、2012年にはついにコンシューマオーディオ向けとしてDSD対応USB DAC「UD-501」を発売した。これまでのDSDに関するノウハウが盛り込まれた「TEAC HR Audio Player」と「UD-501」を組み合わせることで、だれでも手軽に高音質DSD再生を楽めるようになる。

従来のDSD再生ソフトウェアは専門的なものが多く、高音質再生をするには高度な知識と複雑な設定が必要だったが、「TEAC HR Audio Player」では、インストール後に設定画面で接続した機器を選択すれば高音質再生環境が完成。あとは、ドラッグアンドドロップで聴きたいファイルをプレーヤー上に並べるだけで、ハイレゾファイルの高音質再生が可能になる。

簡単にハイレゾファイル再生環境を提供するだけでなく、対応機器のポテンシャルを最大限に発揮できるよう、ソフトウェア側でも高音質再生に配慮。画面表示を簡略化しCPU負荷を軽減することで、よりスムーズに再生ができるよう配慮している。Windows環境下でのDSDファイル再生においてはDoP方式およびASIO2.1によるDSDネイティブ再生をサポート。リスナーの好みに合わせて再生方法を選択することが可能です。さらに音質を追い込みたいリスナーには、データをいったんパソコン側のメモリに読み込むことでCPU負荷変動による音質劣化を避けるRAMバッファ再生機能を搭載している。さらにDSD再生だけでなく、一般的な音楽ファイル再生においても、音質に配慮したプログラムであるため高音質再生が可能。MP3ファイルの再生においても恩恵を受けることができ、「AI-501DA」、「UD-H01」、「A-H01」でも使用できるので、これらの機器のユーザーもさらに高音質の再生環境を無料で手に入れることができる。その他おもな特徴は以下のとおり。

・対応するTEAC製品で簡単・高音質音楽再生
・ASIO2.1またはDoP方式によるDSD2.8/5.6MHzファイル再生に対応(Windows)
・さまざまな形式のハイレゾファイル再生に対応(DSF、DIFF、WAV、FLAC、MP3)
・MacにおいてもDSDファイル再生が可能(DoP方式)
・シンプルな画面によりCPU負荷を軽減し高音質を実現
・プレイリストの作成、保存、読み込みが可能
・プレイリストおよび曲ごとのリピート再生機能
・プレイリストのシャッフル再生機能

<対応製品>
UD-501、AI-501DA、UD-H01、A-H01

<対応OS>
●UD-501
Windows:Windows XP、Windows Vista、Windows 7
Macintosh:OS X Lion、OS X Mountain Lion
●AI-501DA、UD-H01、A-H01
Windows:Windows Vista、Windows 7
Macintosh:OS X Lion、OS X Mountain Lion
※Windows XP 64bit 版は対応していない。
※対応製品以外では動作しない。
※仕様は改善のため変更することがある。

◆TEAC HR Audio Player V1.0
価格:製品ページより無料ダウンロード

◆TEAC HR Audio Player 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ティアック
◆BARKS 楽器チャンネル
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