ブライアン・メイ、動物愛護団体PETAから2012年のパーソン・オブ・ザ・イヤーを受賞

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クイーンのブライアン・メイが、国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」のイギリス支部から2012年12月30日(日)にパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

◆ブライアン・メイ画像

ブライアン・メイは、イギリスに生息する野生のアナグマの駆除を止める活動への努力を評価されて今回の受賞に至っている。同団体の広報官を務めるミミ・ベケッチ氏は「イギリスのアナグマを救う活動において、ブライアンは決して諦めませんでした。彼はこの問題に世界が目を向け、注目するまで発言し、文書を書き、さらには抗議用のユニフォームを着てまでアナグマ駆除撲滅のためにメッセージを発信してきたのです」「ブライアンの不屈の意志と大胆さは世界中の善意ある人々に多大なインスピレーションを与え続けているのです」とブライアンを評価している。

現在イギリスでは、牛結核を媒介するとされるアナグマ駆除のために英政府が酪農者にアナグマを殺処分することを認めており、昨年にはブライアンが運営する動物愛護団体セーブ・ミーはPETAや他の動物保護団体と組んでアナグマ駆除に反対するキャンペーン「チーム・バッジャー」を立ち上げていた。

発足当時、ブライアンは「結核は牛自身が引き起こすものであってアナグマが伝染させるものではないんだ。本当に不公平な状況なんだよ。アナグマは何年も、何年もこの問題の標的にされていて、酪農者達は昔から今まで本当にたくさんのアナグマを殺してきたんだ」「今まで行われてきた科学的証拠の中でも1万1000匹ものアナグマがISGの実験で殺されていて、その結果、アナグマを殺すことは牛結核の問題に有意義な解決策とならないことは明らかにされているんだ。アナグマに関係性がないことは明白なんだよ」と語っていた。
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