ロンドンのオリンピック・スタジアム、音楽スタジアムとしてリニューアル

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ロンドン五輪が開催された英ストラトフォード地区にあるオリンピック・スタジアムが、2013年7月に音楽スタジアムとしてリニューアル・オープンすることが決定した。現在まで数々の大物アーティスト達の野外公演が、ロンドンの中心地にあるハイド・パークで開催されてきたものの、今夏からそうした大型音楽イベントの多くがリニューアル・オープンするオリンピック・スタジアムで代わりに開催されることになるという。

◆スパイス・ガールズ画像(オリンピック閉会式にて)

ロンドン五輪に使われた施設を運営管理するロンドン・レガシー・デベロップメント・コーポレーションのデニス・ホーンCEOは「我々として嬉しいのは、オリンピック・パークで大規模イベントをする材料が揃っていることです。音楽イベントやフェスティバルだけでなく、2012年7月27日に開幕したロンドン五輪の1周年記念となる7月27日から28日にかけての週末も色々とできますね」と語っている。

最終的な契約はまだ済んでいないというものの、ホーンCEOは2013年夏に同地で行うイベントの詳細を数週間中には発表するとしている。一方のハイド・パークも2012年には、ブラーやマドンナのコンサートが開催されるなど注目の場所となっていたが、両コンサート中に音響上の問題が発生しただけなく、ポール・マッカートニーとブルース・スプリングスティーンが豪華共演したハード・ロック・コーリングのステージでは、演奏が続いていたにも関わらずコンサートの終了時間をオーバーしたため、音響装置の電源が切られるなどあまりに厳しい規制があることなどから、多くの批判を招いていた。

さらに、これまでイベントプロモーター会社のライブ・ネイションが保持していたハイド・パークの使用契約が今年から2017年まで切れることになっており、ライバル会社のAEGが代わりに使用権を獲得している。
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