デヴィッド・ボウイ、新作アルバム『ザ・ネクスト・デイ』のジャケットはミニマルなデザイン

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デヴィッド・ボウイは、新作アルバムのジャケットを「できる限りミニマルで凝りすぎないデザイン」にしたかったという。

◆『ザ・ネクスト・デイ』画像

3月に10年ぶりとなる新作アルバム『ザ・ネクスト・デイ』をリリースすると発表したばかりのデヴィッド・ボウイは、自身とデザイン会社バーンブルックが手掛けた『ザ・ネクスト・デイ』のイメージ写真を8日(火)に公表しており、同ジャケットの背景は1977年リリースのアルバム『ヒーローズ』のジャケットで利用しているモノクロ写真で、中心部にアルバムタイトルが白地に黒抜き文字で入れられたものになっている。

バーンブルック社はブログで「私達はできる限りミニマルで凝りすぎないデザインのカバーにしたかったのです。そこで『ヒーローズ』のジャケット写真を背景にして『ヒーローズ』のタイトル文字に線を引いて消し、新しいタイトルを載せることにしたのです」「ニューアルバムの雰囲気を表すには最適な超然とした雰囲気が出ていると思います」とコメントを残している。

さらに同社のデザイナー陣は、白と黒のデザインはアルバムのメッセージを表したものだと続けた。「ニューアルバムのタイトル『ザ・ネクスト・デイ』は数々の意味合いを喚起させます。特に(シェイクスピア悲劇の主人公)マクベスのセリフ『どんなに長くても、夜は必ず明ける』を思わせます。窮地へと追い込まれながらも冷酷な未来へと立ち向かおうとする姿勢です」「さらに『ザ・ネクスト・デイ(明日)』を待ち続けるといった、戯曲『ゴドーを待ちながら』のような実存主義を表現したものでもあります」

そして、デヴィッドと一緒に仕事をしたことについては「デヴィッドはとてもプライベートを尊重する方です。なので彼について多くは語る必要はないでしょう。今回一緒に仕事ができて非常に光栄でした。とても知的で、ユーモアに溢れていますが、仕事には真剣に取り組みます。そして全てにおいて寛大な方です」と綴っている。

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