フランク・オーシャン、GLAADアワードの最優秀音楽アーティスト賞にノミネート

ツイート
フランク・オーシャンが、中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GLAAD)のメディア・アワードにノミネートされた。レズビアンやゲイ、バイセクシャル、そしてトランス・ジェンダー(LGBT)の人々に対して公平で正確、かつ排外的でない寛大な描写をした各メディアに贈られる毎年恒例のGLAADアワードでは、2013年、同性愛をカミングアウトして2012年に話題となったフランク・オーシャンがアルバム『チャンネル・オレンジ』で、アダム・ランバート、シザー・シスターズ、ゴシップ、ルーファス・ウェインライトらと並んで最優秀音楽アーティスト賞にノミネートされた。

◆フランク・オーシャン画像

さらに、トム・ハンクス主演最新作『クラウド アトラス』が、エマ・ワトソン主演作『ザ・パークス・オブ・ビーイング・ア・ウォールフラワー』、ジュディ・デンチ主演作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、さらに『パラノーマン』『ユア・シスターズ・シスター』などの作品と共に最優秀映画賞にノミネートされている。

また、最優秀TVコメディ・ドラマシリーズ賞には『glee』をはじめとして、シットコム『ゴー・オン』や『ハッピー・エンディングス』『モダン・ファミリー』『ザ・ニュー・ノーマル』などの番組が候補に挙がっていて、一方『スマッシュ』を先頭に『デグラッシ』『グレイズ・アナトミー』『ザ・L.A.コンプレックス』『トゥルー・ブラッド』などが最優秀TVドラマシリーズ賞にノミネートされている。

ニール・パトリック・ハリスとデヴィッド・バートカのカップルを迎えたエピソードを放送したTV番組『オプラズ・ネクスト・チャプター』の司会を務めるオプラ・ウィンフリーもノミネートの仲間入りを果たしている。GLAADのハーンドン・グラディック代表は同アワードについて「メディアにおけるLGBTコミュニティーの活動はこれからも、歴史的なレベルにまで公平性を求めてサポートし続けます。今回ノミネートされた方々は、LGBTの家族や仕事の同僚、そして友人関係などに対する価値観や認識が向上しつつある現在の新しいアメリカの時代を反映しているだけでなく、啓発とエンターテインメントの両面も兼ね備えているのです」「今や昔とは違って、メディアの視聴者はゲイやトランスジェンダーのキャラクターや、それに関連したストーリーを受け入れているだけでなく、そういったものを積極的に期待している状況です。これはアメリカ国民がLGBTの人たちを日々の生活の中で貴重な一部分だと認識しつつ、それを求めているからなのです」とコメントを残している。

GLAADアワードは3月から5月にかけてニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコの各都市において3回に渡り発表される予定だ。
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス