トニー・アイオミ、ユーロビジョンのアルメニア代表曲を作曲

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ブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミが2013年のユーロビジョン・ソング・コンテストのために作曲したようだ。トニーが手掛けた曲は毎年恒例の同コンテストでアルメニア代表のエントリー曲として選ばれており、同国代表のザ・ドリアンズのボーカル、ゴル・スジャンが歌うという。

◆トニー・アイオミ画像

トニー・アイオミは自身のウェブサイトに「ちょっとしたニュースがあるんだ。俺のデモ音源のひとつがユーロビジョン・ソング・コンテストのアルメニア代表曲に選ばれたんだ!選考曲に挙がってたんだけど、土曜の夜に代表曲に決まったんだ。俺が作曲してザ・ドリアンズっていうバンドが歌詞を書いたのさ。「ロンリー・プラネット」っていう曲だよ」と今回のニュースを報告している。

トニー・アイオミは、1988年に大地震の被害に遭ったアルメニアを援助する目的でロック・エイド・アルメニアと呼ばれるチャリティー活動に参加し募金活動を行って以来、アルメニアと親交を持つようになっている。当時トニー・アイオミとディープ・パープルのイアン・ギランが中心となり、アイアン・メイデン、ピンク・フロイド、クイーン、レッド・ツェッペリンなどロック界の大御所からメンバーを集め、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のチャリティー・バージョンをレコーディングしており、同曲はUKシングル・チャートで40位を記録している。

さらにトニー・アイオミは、アルメニアのギュムリに音楽学校を設立するためのチャリティーとして、2011年にもメンバーを集めてチャリティー・シングルをレコーディングした経験もある。

2011年にオリジナルメンバーらと共にブラック・サバスを再結成したトニー・アイオミだが、5月に行われるザ・ドリアンズのコンサートを楽しみにしていると話している。「ザ・ドリアンズは良いバンドさ。ボーカルはとっても良い声をしてるんだ。彼らの曲は英語なんだよ。スウェーデンのマルメで5月16日にセミ・ファイナルがあるんだ。またアルメニアと関わることができて嬉しいよ。音楽学校の方も順調で、用具とか設備が整ったところで、この夏の終わりには開校できると思うよ」
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