イエスの創設メンバー、ピーター・バンクス、死去

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またもやクラシック・ロック界に悲報が…。イエスのオリジナル・ギタリスト、ピーター・バンクスが3月7日に亡くなっていたことが明らかになった。まだ65歳だった。

火曜日(3月12日)、オフィシャル・サイト(Psychosync.info)に「とても悲しいことですが、ピーター・バンクスが亡くなったことをお知らせしなくてはなりません。彼は2013年3月7日、ロンドンの自宅で心不全のため亡くなりました。レコーディング・セッションに姿を見せず、発見されたとのことです。ピーター、すべての音楽をありがとう。R.I.P」との声明が発表された(サイトでは当初、3月8日と記していたが、その後7日に訂正)。

バンクスは結成時から1970年までのおよそ2年間イエスに在籍。1st『Yes』と2nd『Time And a Word』をレコーディングした。また、バンドをイエスと命名したのが彼である。脱退後はフラッシュやエンパイアとして活動し、ソロ・アルバムも5枚リリースしている。2009年、ギブソン・ギターが発行したe-マガジン『Lifestyle』で<プログレッシヴ・ロックの偉大なギタリスト10人>の1人に選ばれており、彼のことを“プログレッシヴ音楽の立案者”と呼ぶ人もいる。

イエスのメンバーからは「かつての仲間でイエスの創設メンバーであるピーター・バンクスが亡くなったと聞き、大変悲しく思っている。彼はイエスの土台の大きな一部だった。とても寂しくなる」と追悼の言葉が寄せられている。

合掌。

Ako Suzuki, London
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