モーニング娘。の春ツアー<モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL ~田中れいな卒業記念スペシャル~>が、3月16日にオリンパス八王子からスタートした。初回公演には、つんく♂プロデューサーがサプライズで登場。モーニング娘。新メンバーオーディションの開催を発表した。

◆<モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL ~田中れいな卒業記念スペシャル~>初日公演 画像

日本を元気にして、明日の時代を創っていくような天然少女を大募集する<モーニング娘。12期メンバー 『未来少女』オーディション>は、発表とともに応募がスタート。対象となるのは、2013年4月1日時点で満10歳から17歳の女性(応募時に芸能活動を行なう団体に所属・契約などしていないことが条件)。締め切りは4月30日。

公演終了後、報道陣の取材に応えたつんく♂プロデューサーとモーニング娘。のメンバー。まずは初日公演の感想を訊かれて、つんく♂は「今回の初日は意外にまとまってて、気持ちいいスタートが切れたと思います。」と、モーニング娘。に合格点を出す。また、公演の冒頭に登場し、オリジナル曲「この世に真実の愛が一つだけあるのなら」などを披露した田中れいなの新バンド・LoVendoЯ(ラベンダー)へ、「未来が想像できるような、いい意味での期待感と、あとはれいなが本当のバンドの意味というか、ロックの意味をどう理解していくのか。このふたつの面で、この先、楽しみにしています。」と、期待を寄せた。

本ツアーファイナルの日本武道館公演でモーニング娘。を卒業する田中れいなについて、あらためてコメントを求められると、「どんな衣装着せてもヤンキー感が抜けない。道重と同じ衣装なのに。“なんでそうなっちゃうの?”っていう。私服もそうなんですけど、“それ、ホントに109で買った? どっかのヤンキー屋さんで買ってない?”って。そんなこともよく起こるので不思議なんですけどね。」と、会場に居合わせた一同を笑わせる。しかし、「それはこの娘の持った個性なんで。それは10年前から何ら変わらない。うちの奥さんも福岡ですし、れいなも福岡、そして生田(衣梨奈)も福岡。同じ福岡出身でもこれだけ差があるんだな、と。いいも悪いも含めてキャラクターがある。それをもっと伸ばしてもらいたい。」と話し、さらに「将来は、“おんな永ちゃん”って言うんですかね。白いクラウンのリアウィンドウに“Reina Tanaka”ってステッカーが貼られてほしい。」と、具体的なイメージまでも飛び出した。

「ソロ曲を歌っていると、すごくつんく♂さんの愛を感じる。れいなのことをよく知らないとあの歌詞かけないだろうな、と、ひとりで歌詞カードみながら思って。モーニング娘。やけど、LoVendoЯとしてバンドでやっていくれいなに与えられた曲で、タイトルも『ロックの定義』っていう。なんかつながりがあるじゃないですか。そこも嬉しかったです。」── 田中れいな

田中れいなには、報道陣から「10年間やってきて、一番思い出に残っていることは?」という質問が向けられる。田中は「ありすぎて、1個に絞れって言われても……なんかいなー。んー。でもやっとここまで来たなって感じで。歌は元から好きだったんですけど、今回のライブをやっていて、“自分は歌だな”って思える瞬間がいっぱいあるというか。今が一番です。」と、爽やかに回答する。

田中についてのコメントを求められたリーダー・道重さゆみは、「れいなとは10年間一緒にいるけど、申し訳ないけど、やっと今が一番仲良くなれたんですよ。今までそんな仲良しじゃなかったよね?」と、田中の顔を見る。すると田中も「全然仲良くなかった。」と笑顔。そんなやり取りに報道陣は困惑するばかり。

「(これまで)別に喧嘩してたわけじゃないんですけど、気の合う方でもなかったんです。けど、10年経ってやっとこんなに仲良くなれたのに、れいなが卒業ということで。寂しくないわけじゃないんですけど、LoVendoЯがすごくカッコいいので、応援していきたいな。残された私たちも頑張ろうっていう気持ちです。」── 道重さゆみ

また、「(田中が抜けることでの)不安は?」という問いかけには、田中の歌唱力の高さを挙げつつ、「れいなのぶんを引き継ぐのは、私はちょっと……歌が苦手なのでできないんですけど……どうですかね? できますかね?」と、つんく♂にお伺いをたてる道重。すると、つんく♂は、「いやー、ちょっとキビシイかなぁー。」と苦笑いだった。

そんなつんく♂は、まだ見ぬ12期メンバーについて「とにかく派手なメンバーが希望ですけどね。(追加メンバーは)20人以内には抑えたいな、と。現メンバーを超えてほしい。個性が弱かったら人数でいきます。そしたらちょっとAKBのインパクトも薄れるかな、と(笑)。ももクロは人数的に大丈夫だし。人数で騒がせていく。だから知らん間にLoVendoЯも吸収している可能性もあります。」と、ジョークを含みつつコメントしていく。

さらに会見中には、つんく♂から道重、田中を抜いたモーニング娘。メンバーへ「なんとなく今、メンバー的には、「れいなさんが卒業して、次、道重さんが卒業しはるんかなー。」みたいな勝手に思ってるかもしれないですけど、そうとは限らないですからね。順番とは限らない。最近そういう緊張感がないんですよ。「上がいるから私たち大丈夫」みたいな。だから、その辺は関係なく、“あ、こいつサボってるな”って思ったら、「(肩を叩く仕草で)トントン、お疲れさん」って言うかもしれないですからね。その辺の緊張感はもっていただきたい。」と、強烈なダメ出しも。メンバーから悲鳴のような声が上がる中、まさかの“肩たたき”での卒業の可能性も匂わせた。

「最近、日本も未来に向けてアベノミクス的な感じで盛り上がってきていますので、モーニング娘。としても、モーニングミクス的に頑張っていきたいな、と、未来に向けて。」── つんく♂プロデューサー

会見終了後、会場を立ち去る間際につんく♂プロデューサーは、あらためて12期メンバーに望むものについて、「目が離せないような派手さがほしい。」と一言。報道陣からOGメンバーの名前をいくつか挙げられると、「過去に囚われてるようでは派手にならないと思うんですよね。だから、美輪明宏さん的なね。存在感が派手でしょ? 木村(拓哉)くんも派手かもしれない。長嶋(茂雄)さんもそうだし、レディー・ガガも派手といえば派手だし。(11期の)小田さくらとかが「うわっ、きたっ! 頑張らな!」って思うような、道重とかが焦るような。」と、コメントする。

さらに、田中れいなが卒業することを受けて、「歌唱力が高いメンバーの増員は?」という質問には、「歌唱力も欲しいなとは思いますけど、モーニング娘。ってそれだけじゃないと思うんですね。れいなの歌唱力を埋めるメンバーを探している、というわけではないですね。」と、きっぱり。バンドの例を挙げながら、あくまで重要なのは、人を惹きつけるスター性であることを強調した。

「“未来少女”って言葉を探すの、結構、苦労しました。モーニング娘。を未来に連れて行ってくれるような(メンバーを見つけたい)。加入の目処は秋だと思います。」── つんく♂プロデューサー

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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