ジョシュ・グローバンは過去に口パクを強制されたことがあるらしい。ジョシュは2002年に米ユタ州ソルトレイクシティで開催された冬季オリンピックの閉会式でパフォーマンスを披露した際に口パクをさせられたものの、それ以降は断固として口パクを拒否しているという。

◆ジョシュ・グローバン画像

1月に執り行われたバラク・オバマ米大統領の就任式で、ビヨンセが米国歌を生で歌わなかったことに対して非難するかと尋ねられたジョシュは慎重な回答をしている。ジョシュは、英サンデー・テレグラフ紙刊行のセブン誌に「難しい質問だな。だって僕も口パクを強制されたことがあるんだ。みんなあの晩、(冬季オリンピック閉会式では)そうさせられたんだよ」「僕のキャリアにとっては大事なステージだったけど、主催者側にとってみればただの1ステージにすぎなかったんだ。だから“おい、(後ろの)音に合わせてやれよ。正しい音程で音を出せば、ちゃんと曲通りの音程になるんだからな”って言われたよ」と語った。

さらにジョシュは、それ以来口パクをしたことはないと明かしており、2004年の第38回スーパーボウルでパフォーマンスを披露した時には口パクを拒否して議論に発展したようで、もしビヨンセが望めば就任式でも生の歌声を披露することができたと考えているという。

「僕はアーティストは選べると思っているよ。誤解しないで欲しいんだけど、僕はビヨンセの選択をとがめているわけじゃないんだ。ただ選択の余地があったっていうだけさ。将来、僕もビヨンセと同じ選択をするかもしれないしね。別にお利口さんぶってるわけじゃないんだ。みんなビヨンセがこの地球上で、今世紀最も才能のあるシンガーだって分かっているじゃないか。みんな彼女が歌えるって知っているよ」

ただビヨンセは才能があるため、たまには口パクも許されるとも考えている節のジョシュだが、今日の音楽業界で頭にくるのはオートチューニングだと続けている。「僕が我慢できないのは、そんなに歌唱力のない歌手のためにオートチューニングが使われるってことさ。そんな歌手はステージに上がる資格はないよね」「それにグラミー賞でもオートチューニングが使われたんだよ。その時はさすがに参ったね」