エリック・クラプトン、珠玉の楽曲とゲスト陣『オールド・ソック』リリース

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3月20日、エリック・クラプトン通算21作目となる『オールド・ソック』が発売となった。約3年ぶりとなった新作には、ポール・マッカートニーをはじめ、チャカ・カーン、JJ・ケール、スティーヴ・ウィンウッド、ジム・ケルトナーといった超豪華ゲスト・ミュージシャンが参加した話題の作品だ。

◆エリック・クラプトン画像

新曲2曲に加え、クラプトンが愛してやまない珠玉の名曲をカバーしたものだが、1930年代のミュージカル・ナンバーやブルース/カントリーからソウル、レゲエ、ロックまで、様々なジャンルのアーティストたちの超名曲ばかりが軒を並べる。

新曲2曲のうち「ゴッタ・ゲット・オーヴァー」はラフ・ミックスの際に、チャカ・カーンに声をかけて歌ってもらったというものだ。もうひとつの新曲「エヴリ・リトル・シング」は、クラプトンのファミリーについて歌った曲で、ジャスティン・スタンリーの妻ニッカ・コスタの他クラプトンの娘ジュリー・クラプトン、エラ・クラプトン、ソフィー・クラプトンがバッキング・コーラスとして参加している。

一方「丘に住む人」は、家族に捧げる楽曲だと語っている。

「1970代に近づいている僕は過去に回帰する傾向があるんだ。アルバムの中の曲は僕の子供時代の様々な辛い思い出に付随している。でも時が経って僕は過去を受け入れ、懐かしむようになった。この曲を歌った最初の2回くらいは、2行目の歌詞を歌う頃までには涙を抑えられなかったよ。子供のころの自分、今の自分、家族のことなどへの思いが溢れてきてね。そういうものが全てこの曲には詰まっているんだ。僕にとってはとても力強い曲だ。」──エリック・クラプトン

ジャズのスタンダード・ナンバーとしても有名な「オール・オブ・ミー」では、ポール・マッカートニーがアップ・ライトベースとヴォーカルで参加している。このベースはエルヴィスのベーシストのビル・ブラックが持っていたベースだとか。最終的にはポールにもハモってもらい、改めてお互いの声の相性が良いことを感じたとコメントしている。

その他にも、タジ・マハールのカヴァーとなる「遠い道のり」、カントリー・シンガーのハンク・スノウによる「空しき人生」…と、盛りだくさんの収録内容となっている。iTunesではボーナス・トラックとしてピーター・トッシュの「ノー・シンパシー」のカヴァーが収録されている。現在iTunes Storeでは、新作発売を記念してエリック・クラプトン関連の全カタログ(エリック・クラプトン、クリーム、デレク・アンド・ドミノス、ブライド・フェイス)のプライスダウン・キャンペーンが実施されている。
https://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewMultiRoom?cc=jp&fcId=619439425

『オールド・ソック』
2013年3月20日発売
SHM-CD UICP-1153 2,600円(税込)
1.遠い道のり
2.エンジェル
3.丘に住む人
4.ゴッタ・ゲット・オーヴァー[新曲]
5.井戸が枯れるまで
6.オール・オブ・ミー
7.空しき人生
8.スティル・ゴット・ザ・ブルース
9.グッドナイト・アイリーン
10.ユア・ワン・アンド・オンリー・マン
11.エヴリ・リトル・シング[新曲]
12.わが恋はここに
https://itunes.apple.com/jp/album/old-sock/id608657327

◆エリック・クラプトン・オフィシャルサイト
◆エリック・クラプトン・オフィシャルサイト(海外)
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