作曲家・藤倉 大のアルバムがcommmonsよりリリース

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新進気鋭の作曲家・藤倉 大。ロンドンを拠点に欧米で活躍し、すでに多数の国々から作曲委嘱をうけている彼のオーケストラ作品が収録されたアルバム『ミラーズ - 作曲家の個展』が4月24日にcommmonsからリリースされる。

このアルバムには、2012年10月11日にサントリーホールにて開催された<作曲家の個展2012─ 藤倉 大>の模様を収録。指揮者には下野竜也、独奏にパスカル・ガロワ(バスーン)を迎え、東京都交響楽団の演奏で、委嘱新作・自身のセレクションによる近作など、藤倉のオーケストラ作品をまとめて聴くことができる。

さらに今回のアルバムに収録されている音源は、すべて藤倉自身の手によって編集とミックスされている、ということ。作曲家が集中的に時間をかけてミックス作業を行なうということは、このジャンルでは稀なことであり、藤倉の演奏=作品が可能なかぎり理想な状態で収録されているという。

『もうさんざん作曲されて、これ以上新しい表現はないと思われてきた「現代音楽」にも、まだこんなに面白い音楽ができるんだ! これはすぐ消費される音楽ではない。長く聴けば聴くほど、自分の理解が深まる類いの音楽。」── 坂本龍一

◆藤倉 大 オフィシャルサイト
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