D'ERLANGER、都内にて極秘の“無観客ライヴ”を敢行

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去る4月16日、D'ERLANGERが都内某所にて極秘のうちにライヴを行なっていた。しかも会場には、ひとりも観客を入れることのないままに。

◆D'ERLANGER画像

このバンドに関する情報を常日頃からチェックしている人たちはすぐにピンときたはずだが、これは5月22日に発売を迎える彼らのニュー・アルバム『#Sixx』の初回限定盤に付随する特典DVDの映像収録を目的とするもの。当日その場で演奏されたのは「LULLABY」「柘榴」、そして「Beast in Me」というさまざまな時代の楽曲たちだった。

筆者は幸運にもその場に潜入することができたが、それはありがちな“映像収録用のライヴ風演奏”ではなく、まさしく“無観客ライヴ”だった。もちろんその一部始終を数多くのカメラが追うことになったわけだが、魂のこもった一音一音と歌声とのぶつかりあいは、“ライヴさながら”という次元のものではなく、“ライヴそのもの”だった。その際に物陰からこっそりと撮らせていただいた写真を1枚だけこの場に公開しておく。雰囲気だけでも伝われば幸いだ。

この映像についても到着が待ち遠しいところだが、それ以上に期待すべきなのが『#Sixx』と題されたアルバム自体についてだ。オリジナル・アルバムとしては実に4年ぶりとなるこの第6作には、かねてからライヴで人気を集めてきた前述の「Beast in Me」をはじめとする全10曲が収録されている。ごく近いうちにその全曲のタイトルをお伝えすることをお約束しておきたい。そして同様にファンが心待ちにしているはずの、この新作発表に伴うツアーに関する詳報も、まもなくお届けできるはずだ。

そしてD'ERLANGERが『薔薇色の視界』をキーワードとしながら日比谷野外音楽堂のステージ上で復活を遂げた2007年4月22日から、明日でちょうど6年。このバンドの“これから”に注目して欲しい。

文・撮影:増田勇一
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