【ライブレポート】9nine、香港でライブ大成功

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2013年5月17日(金)、9nineが香港にて<Kawaii POP Fest -supported by @JAM->に出演、初の海外パフォーマンスを披露した。2006年2月の結成以来、メンバーリニューアルを経て活動8年目となる9nineにとって、海を渡ってのライブはこれが初めてのことだ。

◆9nine画像

香港では祝日であったこの日、会場には数多くの人が集まっており、オープニングの音楽がかかると同時に会場の温度は急上昇、シングル「colorful」でステージの幕が開けた。

香港発祥の妖怪だけあってキョンシーの曲「イーアル!キョンシー」では、大きな掛け声とともに会場全体が一緒になってコミカルなダンスを真似し、一体感に包まれた。一方、「koizora」では、吉井香奈恵が1フレーズをソロ(アカペラ)で熱唱し、言葉の壁を越えて観客を魅了する。

MCでは、広東語を取り入れ「こんにちは」「よろしくお願いします」といった簡単な言葉は広東語を使用し、現地の人々と会話を交差させる。この日のためにメンバーは長い時間をかけて言葉の勉強をしてきたものの、「(勉強してきたのが、)広東語ではなく北京語だったんですよ」と西脇彩華の残念なMCに、「北京語でも通じるよ!」と観客がメンバーに優しい声をかける一幕も。

また、空き時間にマンゴに買い物に出かけ「マンゴで、マンゴーを食べたんですよ」とダジャレを言う吉井香奈恵に、佐武宇綺が「それ私が言おうと思ってたのにー。なんで先に言っちゃうのー!」といつもの天然ぶりを発揮、香港でも笑いを誘うこととなった。

ライブでは定番の盛り上げ曲「SHINING☆STAR」「困惑コンフューズ」や、6月12日(水)にリリースされる新曲「Evolution No.9」をはじめとしたアンコール2曲を含む全12曲を披露、大きな盛り上がりをみせたままパフォーマンスも終了、9nineの魅力は香港のオーディエンスにもしっかりと伝わったようだ。

ステージの後は、物販・CD購入者対象で握手会・サイン会も実施され、現地のファンと日本からのファンで長蛇の列をなしていた。握手会は香港にはない日本特有の文化であり、もの珍しさも手伝ってシャイな気質の現地の人々もたくさん参加することになった。おおよそ8~9割が現地の人々で、メンバーたちにとっても現地の人々と交流する貴重な体験となった。日本語を話せるファンが多いことに、メンバーは驚き、喜んでいた。

ドラマ・映画に出演している川島海荷の認知度は、香港でも抜群だ。次回の海外ライブの予定は、明らかとなっていないが、本人も「次に香港に来るときは、ワンマンライブをしたいです」と夢は膨らんでいく。香港でワンマンライブを開催する日も遠くない。

現在、日本全国7大都市でツアー敢行中の9nineだが、ツアーで販売されているTシャツの背中には、世界地図が描かれている。既に活動エリアの規模は日本に収まらなくなっており、9nineがワールドワイドに注目されるのも時間の問題だ。

<"CUE"レコ発!9nine 全国 百聞<一見TOUR 2013>
5/6(月・祝)[2回公演]ZeppTOKYO
5/11(土)[2回公演]なんばハッチ
5/12(日)広島クアトロ
5/26(日)福岡イムズホール
6/9(日)札幌ペニーレーン
6/23(日)仙台RENSA
6/30(日)名古屋ボトムライン

「Evolution No.9」
6月12日(水)発売
【初回生産限定盤A】\1,500 SECL-1320~1
CD+DVD(Music Video & Dance Shot ver.)
【初回生産限定盤B】\1,400 SECL-1322
CD + 12Pフォトブックレット
【通常盤(初回仕様)】\1,200 SECL-1323
CD

◆9nineオフィシャルサイト
◆9nine特設サイト
◆GO!GO!9ちゃんねる
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