【インタビュー】ジャンク フジヤマ「時空間も次元も関係なくいいものはいいという自分の想いを託した作品になっていると思います」

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■求められたことに応えながら作品としての意味づけができる
■それが時間を超えて残っていくようになれば最高ですね

――今回はダブルAサイドですが、夏っぽい「To The Sky」と、秋っぽい「栞」という組み合わせですね。

ジャンク:別れの季節っていうとなんとなく秋っていう感じですが、「栞」については季節はあまり考えてないですね。人間、いつでもフラれますから(笑)。本に挟むあの栞、それだけにクローズアップして作ったんです。

――栞に関してはどんな感じで作り上げたんですか?

ジャンク:これも書き下ろしで、テレビ東京系『水曜ミステリー9』のエンディングテーマということが決まってたんです。ミステリーってどんなもんだろうって考えたときに、哀愁じゃないかなと。で、どんなときに哀愁があるかと考えたら、裏切られた時、寂しさを感じるとき、そして失恋なんか代表格だろうと。だったら実体験に基づいて、1割ホントでほとんどがフィクション、ということで失恋で作ったらどうかと思ったんです。

――この曲のキモは哀愁なんですね。

ジャンク:切なさ、というより哀愁ですね。男の後ろ姿とか、背中で語る、みたいな(笑)。

――“お互いが新しい1ページをめくる”って、ポジティブなイメージもありますが、要するに別れの哀愁なんですね。

ジャンク:そうですね。お互いがページをめくると言っても、めくってるページが違うという。だからめくって出てくる内容が違うわけです。

――「To The Sky」とは物語の作り方は違ったんですね?

ジャンク:違いますね。「To The Sky」はタイアップを意識したところも大きかったし。それをどれだけ想像力を持って広げて聴いてもらえるか、どれだけ様々な色に見えるように仕上げるかという、ワザというか。そういうテクニカルな部分が大きかったです。

――「上を向いて歩こう」もカップリングされてますが、この曲についてはどんなイメージを持っていましたか?

ジャンク:せつない曲ですよね。音としてはドゥワップのイメージもありますね。今回はそれをボサ調にアレンジしてもらったので、より訴えかけるような曲になったかなと思います。

――今この曲をカヴァーしたのは?

ジャンク:こういうジャンルのミュージシャンって、スタンダードを嫌うところがあるみたいですよね。なんかマニアックに見られたいとか、みんなやってるから逆にやらないとか、理由は色々でしょうけど。僕もそうなりつつあったんで、逆にスタンダードをやってみようかと。録ってみてダメだったら出さないつもりだったんですが、やってみたらこれは勝負できるぞ、と。色々な人がやってる曲ですが、個性がちゃんと出せてるだろうと思ったので。

――この曲のオリジナルが全米で1位になってから、今年でちょうど50年らしいですね。

ジャンク:そうなんですか? だったらタイミングよかったですね(笑)。

――今後は様々なイベントに出演予定が決まっていますね。ライヴのバックにはすごく強力なメンバーがそろっていますが、このバックで歌うのはいかがですか?

ジャンク:演奏陣の圧倒的な力を感じつつ、ある程度の自由度を持ってやらせてもらっている、これは楽しいですね。ソロの配分だとか、尺とかは僕が決めてますから。ここで吹いてください、ここで弾いてくださいって。自分が欲しいところに聴きたいサウンドを持ってこられるわけですから、こんなに楽しいことはないです。

――ライヴに来てくれるお客さんには、どんなことを感じてもらいたいですか?

ジャンク:まず、明日生きる糧にしてほしいと思ってます。あとは音楽に対する単純な感動。でもやっぱり、元気になってもらうのが一番いいですね。

――たくさん曲を作り、アルバム、シングルをリリース、そしてこういう強力なメンバーともやった。こうした色々な活動を経験した今、これからのビジョンをどう考えていますか?

ジャンク:コンスタントに自分の活動を続ける中で、求められているものは何なのかをきちんと視野に入れて作っていきたいですね。求められたことに応えながら、その中でなおかつちゃんとした芸術性というか、こじつけではない作品としての意味づけができるように作っていければいいと思います。それが時間を超えて残っていくようになれば最高ですね。





「To The Sky/栞」
6月5日(水)発売
VICL-36781 \1,200(tax in)
1.To The Sky
2.栞
3.あの空の向こうがわへ(Acoustic Live Ver.)
4.上を向いて歩こう(Bonus Track)
5.To The Sky(Back Track)
6.栞(Back Track)

<LACHIC presents SAKAE SP-RING 2013>
http://www.sakaespring.com/
6月8日(土)20:00~ NAGOYA Blue Note

<ジャンク フジヤマ アコースティック・ソロ・ライヴ>
6月9日(日) LIVING ROOM(静岡)

<JOIN ALIVE>
http://www.joinalive.jp/2013/
7月27日(土) いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地)
[問]Mount Alive 011-211-5600(平日 11:00~14:00 / 15:00~18:00)

<スペシャル・アコースティック・ライヴ 2013 SUMMER>
http://www.la-donna.jp
8月10日(土)ラドンナ原宿
[問]TEL 03-5775-6775 (受付時間15:00~22:00休業日を除く)
【出演】ジャンク フジヤマ (vo,g), 天野清継(g,vo), 柴田敏孝(key,vo)

<ジャンク フジヤマ SUMMER LIVE 2013>
http://www.bluesalley.co.jp/
8月24日(土)目黒ブルースアレイジャパン
[問]TEL:03-5496-4381 予約受付/TEL:03-5740-6041
【出演】ジャンク フジヤマ(vo,g)、天野清継(g)、バカボン鈴木(b)、小久保泰延(ds)、柴田敏孝(key)、本間将人(sax,Key) 他

◆ジャンク フジヤマ オフィシャルサイト
◆ジャンク フジヤマ レーベルサイト
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