オジー・オズボーン、リック・ルービンの話に「こいつ、バカかって思った」

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オジー・オズボーンはブラック・サバスの新作『13』を制作するにあたり、プロデューサーのリック・ルービンから1stアルバム『Black Sabbath』(1970年)の話を延々とされ、混乱したそうだ。ルービンが言いたかったことを理解するのに数週間かかったという。

◆ブラック・サバス画像

オジーはSpin.comのインタビューでこう話した。「(ルービンの)家に行ったとき、1stアルバムの話を延々とされたんだ。俺は“それがどうした? なんで1stなんだ? 俺ら、あれから何十億ものアルバム作ってきたんだぜ”って答えた。そしたら“君らはヘヴィ・メタルじゃない。1stはブルース・アルバムだった”って言うから、“ああ”って答えたら、“俺が期待してるのはそれだ”って言うんだよ。“ブルース・アルバム? 俺らにブルース・アルバムを作らせたいのか?”ってなったよ。彼が何言ってんのかわからなかった。こいつ、バカかって思ったよ。でも、3週間後、納得した。彼はブルース・アルバムを求めているんじゃない、俺らからブルースのフィーリングを引き出したいんだって」

今週月曜日(6月10日)UKでリリースされた『13』は、同日発売されたビーディ・アイの『BE』とチャート・バトルを展開中。週半ばの売り上げでは『13』が4,500枚リードしているという。このまま行くと、ブラック・サバスは『Paranoid』(1970年)以来43年ぶりにUKアルバム・チャートの1位に輝くことになる。

Ako Suzuki, Lonkdon
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