【イベントレポート】Berryz工房イベントにて嗣永桃子「台湾で、ありえない現象を目の当たりにした」

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アジアにも目を向けて活動していくというBerryz工房。雅ちゃんから「アジアといえばこの曲でしょう。みなさんに聴いていただきたいと思います。ミュージックスタート!」と、「アジアン セレブレイション」に。「Let's have a good time!」なパーティーチューンで会場は大いに沸く。さらに攻めるBerryz工房は、徳永のMCにも出てきた「cha cha SING」で、空間をオリエンタルなお祭り会場へと豹変させる。サンシャインシティを訪れたファン以外の人たちにも、Berryz工房が“観て、聴いて、楽しいグループ”であることを印象づけたはずだ。

そしてラストに歌う両A面シングルの「サヨナラ ウソつきの私」を前に、自分自身に対するサヨナラしたいことが発表される。

菅谷梨沙子は「パソコンとかテレビの電源とかを「どこだっけ?」っていうくらいに機械音痴だったりするので。ちょっとさ、機械が得意な女とかってカッコいいよね。だからそれ、なりたい!」と、コメント。Berryz工房の最年少にして安定した歌唱力を持ちつつ、かのきゃりーぱみゅぱみゅに「憧れの人」「今まで出会った人類で1番可愛かった」と名前を挙げられるなど、ガールズたちからもリスペクトされている菅谷梨沙子。彼女自身は何でもできるパーフェクトな女性が理想なのかもしれない。ただ、雅ちゃんでいうところの「ニンジンが苦手だけどハート型に可愛くカットして食べる努力をしている」というように、苦手分野があることで、より自身の魅力が引き立つこともあるため、無理に克服しないでほしいと願うファンも多いことだろう。

そんな可愛げのあるサヨナラしたいことが続くかと思いきや、須藤茉麻と熊井友理奈からはシリアスにならざるをえないような告白が。21歳にして、最近、物忘れがすごい激しいのをサヨナラしたいという須藤茉麻は「たとえば、お風呂入る時に自分の中で順番があるんですよ。シャンプーやってリンスやって。その後、体を洗った後に、顔を最後に洗うんですよ。でもリンスと体を洗う間に、顔を洗うのが入っちゃうと、次、体洗って忘れちゃうんですよ。「あれ、顔洗ったっけ?」って。だから最近、2度顔を洗うことが多くて……」と、ちょっと驚きの発言。なお、これに対する雅ちゃんからのアドバイスは「(お風呂入って)鏡とか曇るじゃん。そこに文字書いてさ、「顔洗った ◯」とか。よくない?」。確かにこれで入浴中の体を洗う順番は忘れないのかもしれない。ただ、これはあくまでたとえばの話であって、須藤茉麻の物忘れの激しさを改善する根本的手段かというと……微妙である(が、雅ちゃんが言うのだから、これで問題は解決なのだろう)。

驚愕だったのが、熊井友理奈の「方向音痴を治したい。」という話。

「なんか、地図見れないの。地図も見れないし、普通に「あれ、どこだっけ?」って。中学の頃とか、音楽室がこっち(左)にあったら、美術室がこっち(右)にあるのね。3年間、覚えられなかった。いっつも分かれ道になって「あれ、どっちだっけ?」って迷うから、ひとりではたどり着けなかった。そうだね、ヤバいね。サンシャインも何回も来たことあるんですけど、いまだにちょっと迷うので、方向音痴を治したいなと思います。」

須藤茉麻を超える衝撃的な告白に騒然とする会場。ただ、本人は治したいと言いながらも、まるで他人事のようにふわふわと語るため、そこまで深刻には考えていない様子だ(それが彼女のキャラクターでもある)。それに、たとえば誰かとはぐれて迷子になってしまっても、本人は迷子になっているのかもしれないが、周りからするとモデルのような美形と身長(自称・Berryz工房のスカイツリー)で、間違いなく目を引くので、問題はないのだろう。

これまた大人な仕草と歌声が魅力の「サヨナラ ウソつきの私」でラストまでしっかりと盛り上げたBerryz工房。引き続き6月23日は、お台場ヴィーナスフォートにてリリースイベントを実施し、さらに同日19時からは、Berryz工房にとって初の日本武道館公演開催がサプライズ発表された、<日比谷野音90周年記念事業 Hello! Project 野音プレミアムLIVE ~外フェス~ supported by Hellosmile>の模様がTFMにてオンエアされる。



text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆BARKS アイドル
◆Berryz工房 オフィシャルサイト
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