日比谷野外音楽堂90周年を記念して開催された夢のイベントを放送。豪華アーティストが集結して日本の音楽史を紐解く一夜限りのコンサート

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日比谷野外音楽堂90周年を記念して開催された夢のイベント「日比谷野音空想旅団 ~そこに素晴らしき音楽があった~」をWOWOWで放送する。これは、音楽シーンを代表するプロデューサー、小林武史・亀田誠治を中心に、豪華アーティストが集結した一夜限りの“音楽絵巻”。

緑豊かな日比谷公園内にあり、“野音”の名で親しまれている日比谷野外大音楽堂が来年、遂に90周年を迎える。これを記念して、数々の記念事業が展開される中、新たな伝説を刻むコンサートが開催された。

音楽プロデューサー・小林武史、亀田誠治がプロデュースを手掛けたこのコンサート「日比谷野音空想旅団 ~そこに素晴らしき音楽があった~」が、4月28日に開催。この一夜限りの貴重なライブを6月30日(日)午後4:00~WOWOWで放送する。

多彩なジャンルのライヴが繰り広げられてきた野音。この音楽の殿堂に敬意を表し、小林、亀田を中心に結成された「空想旅団」(Guitar・小倉博和、Drums・河村“カースケ”智康、Saxophone・山本拓夫、Chorus・登坂亮太、Chorus・イシイモモコ)が、日本のポップ/ロックの歴史を旅するかのごとく、さまざまな名曲を演奏する“一大音楽絵巻”がこの日のコンセプトだ。ゲストには石井竜也、岸谷香、Salyu、スガ シカオ、Chara、一青 窈、藤井フミヤ、藤巻亮太、宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))、森山直太朗という豪華な顔ぶれが集結した。


コンサートは2部構成で行われ、第1部はゲストが各々のオリジナル曲を熱唱。森山直太朗の「さくら」、一青 窈の「ハナミズキ」、岸谷香の「Diamonds」、藤井フミヤの「TRUE LOVE」、石井竜也の「浪漫飛行」など、80年代後半から2000年代の大ヒット曲に観客は大きな拍手で応えた。

第2部ではグループサウンズやポップス、フォーク、ロックなど1960~80年代中期を彩った名曲が、個性豊かなボーカリストによって次々と展開される。サディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにおねがい」を岸谷香とCharaがパワフル&キュートに歌い、石井竜也と藤井フミヤがザ・タイガースの「君だけに愛を」を華やかなパフォーマンスで盛り上げる。スガ シカオと藤巻亮太による伝説のプログレバンド・四人囃子の「おまつり」は実力派ぞろいの「空想旅団」の演奏と相まってテンションの高いステージで観客を圧倒する。

さらに、Salyuの透明感あふれる歌声が印象的な荒井由実の「ひこうき雲」や、一青 窈がドラマティックに歌い上げた中島みゆきの「わかれうた」。豊かな情感を湛えた森山直太朗によるチューリップの「青春の影」に、宮田和弥が万感の思いを込めたRCサクセションの「スローバラード」など、楽曲の色あせることのない魅力がみずみずしく届けられたのも素晴らしい。

このほかにも吉田拓郎、井上陽水、オフコース、山下達郎、大滝詠一、YMO、佐野元春らの名曲に加え、全員によるサザンオールスターズの「YaYa(あの時代を忘れない)」など見どころが盛りだくさん。小林、亀田による選曲の妙に豪華アーティストによる競演・熱演は、野音の歴史に新たな1ページを刻むものとなった。音楽ファン垂涎のコンサートだけに、貴重なライヴ映像をWOWOWの放送でじっくりと堪能してほしい。

「日比谷野音90周年記念事業 日比谷野音空想旅団 ~そこに素晴らしき音楽があった~」
放送日:6月30日(日)午後4:00~

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