【イベントレポート】三浦大知、<第36回 帝王賞>開催の東京シティ競馬にてCMソング「Twinkle Shiny Star」初披露

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2013年第一弾シングル「GO FOR IT」を7月10日にリリースする三浦大知が、6月26日、<第36回 帝王賞>が行なわれた東京シティ競馬(TCK / 大井競馬場)にてミニライブを開催し、新曲「Twinkle Shiny Star」を初披露した。

◆大井競馬場・トゥインクルステージでのミニライブ画像、表彰式プレゼンターに登場した三浦大知 画像

シングル「GO FOR IT」にカップリングとして収録されている新曲「Twinkle Shiny Star」が、TCKの「2013年トゥインクルレース キャンペーンソング」であることから実現した今回のミニライブ。競馬場内のステージということで、普段のライブとは違った、三浦大知の曲は聴いたことがあるけれどライブは観たことがない競馬ファンにも、生のステージを目にしてもらうチャンスでもあった(多くの競馬ファンは「TCK・トゥインクルレース」TVCMソングに起用されている「Twinkle Shiny Star」を、CMを通じてすでに耳にしている)。

この日の天気は雨。しかも昼過ぎから雨脚は強くなるばかり。大知がミニライブを行なうトゥインクルステージは屋外(ステージ上にのみ屋根がある)に設置されていたこともあって、ライブの開催自体を心配する声や、早くも会場周辺に足を運んでいた人たちからの現地情報、雨天時における屋外でライブを見る際の注意点(後ろで観ている人のために傘は極力使わない、とか、レインコートは場内にないので事前に購入して持っていったほうがいい、等々)といったファンのつぶやきが、昼過ぎからTwitter上には溢れていた。

そしていよいよ19時前。ミニライブがスタートする。集まってくれたファン、そして三浦大知を初めて観る人たちの目と耳とハートをガッチリと掴むために用意された楽曲は「Right Now」、そして「Touch Me」。屋根があるとはいえ、湿気で滑りやすくなっているステージ。にも関わらず、三浦大知とダンサー陣が、ピッタリと呼吸があったダンスを披露すれば、客席からは黄色い歓声が飛ぶ。そんな声に応えるように、雨が当たってしまいそうなくらいステージ前方ギリギリに立って観客を煽りながら歌い上げる大知。すると盛り上がりはさらに大きなものとなり、<帝王賞>目当てだった競馬ファンも思わず足を止めてステージに目を向ける。イベント的なミニライブとはいえ、大知が常々口にしている「みなさんと一緒にライブを作る」という言葉どおりのライブがそこで展開され、結果として、三浦大知目当てだったファン以外の人たちにも、三浦大知の歌声とパフォーマンスが確かに届けられていた。

「これが最後の曲です。CMでも使っていただいているこの曲を最後に歌って、みんなと盛り上がりたいと思います!」

これまでかなり強めだった雨脚も、大知の登場とシンクロするかのように小康状態になっていった中、最後に歌われたのは、ファン待望の「Twinkle Shiny Star」。傘の上を跳ねて滑っていく雨粒のように華麗なステップ、迫力のパフォーマンスとともにこの曲が初披露されると、その息を飲むようなステージングに歓声、声援、驚きの声が次々に上がっていった。

トークコーナーには、音楽から競馬番組まで幅広く活躍するDJの長谷川雄啓が進行役として登場。「今日は長袖一枚でも涼しいかなって気候なんですが、もう、汗びっしょりでねー。」と、ライブを終えた三浦大知に話しかけると、大知とファンからは思わず笑い声が。「え、なんで? 笑うところ?」と不思議がっている長谷川に、大知は「(汗っかきだから)いつもなんですよ。」と、笑顔だ。

そして、「本当にありがとうございます。こんな天候の中、こんなにたくさんの方が足を止めて、そして待っていてくれて、ライブを一緒に作ったこと、すごく嬉しく思います。」と、頭を何度も下げる大知。一方、集まった観客からは、雨の中で立ち止まって、または朝から待って観る価値があった、アグレッシブなステージを披露してくれた大知への感謝の拍手が沸き起こる。

トークコーナーでは当然、競馬の話にも。「三浦さんは競馬は?」と質問されると、大知は「競馬は、しっかり、こうやって生で観るのはなかなかないというか、初めてなんで。」と、今回、初めての競馬観戦であることを告げる。とはいえ、勤勉で努力家な性格の三浦大知だけに、知識がないと言いながらも(かつ、6月30日からの全国ツアーを前にリハーサルの大詰めで時間もないはずなのに)<帝王賞>や競馬について、事前にいろいろ調べてみたそうで、「いろんなところで爆発的な熱量が、<帝王賞>に向かって、みなさん、いろんな予想をしてみたり……「この馬がこうだ」とか。僕が勝手に思っている競馬に対する想いっていうのは、やっぱり、自分の想いを託す相手、馬もそうだし、ジョッキーの方もそうですし。それぞれにちゃんとドラマがあって、そんなドラマの連鎖が美しい競技だと思います。」と、競馬への想いを口にした。

さらに、TCKのために書き下ろした「Twinkle Shiny Star」についても、そんな競馬への想いを絡めながら「何かに想いを託すという強い気持ちというか、そういうものを人間の心とドラマ的な部分と重ねあわせて。曲はダンスチューンで盛り上がるんですけど、少し切なかったり、そんな人間の心がドラマティックに歌えればいいなって思いながら作ってました。」と、話していた。

ミニライブ終了後にはダンサーたちと勝馬投票券(馬券)のほうでも楽しみたい、と語っていた三浦大知。レース終了後には(「ライブより緊張しますよ! 僕で大丈夫なんでしょうか。」と、ステージで話を振られただけでも緊張の色が隠しきれていなかった)<帝王賞>の表彰式プレゼンターという大役も無事に務め上げた。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ) / 表彰式の写真はオフィシャル提供

【イベント情報】
New SINGLE「GO FOR IT」リリースイベント
内容:ミニライブ&CDご購入者対象の握手会
日程:
7月10日(水) ラゾーナ川崎プラザ 2Fルーファ広場 グランドステージ スタート17:00~
7月14日(日)  阪急西宮ガーデンズ4階スカイガーデン・木の葉のステージ スタート17:00~
※詳しくはオフィシャルホームページにて。

【ライブ情報】
DAICHI MIURA LIVE TOUR 2013 -Door to the unknown- 追加公演
日程:2013年9月8日(日)
会場:横浜アリーナ
時間:16:00開場 / 17:00開演
チケット料金:6,300円(全席指定)
※4歳未満入場不可、4歳以上チケット必要。



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◆BARKSライブレポ
◆三浦大知 オフィシャルサイト
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