<ROCK IN JAPAN>出演も決めたSKY-HI(AAA・日高光啓)、世界最新技術を駆使した「愛ブルーム」MV公開

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8月7日にシングル「愛ブルーム/RULE」で、いよいよソロメジャーデビューするSKY-HI(AAA・日高光啓)が、7月2日、自身のニコニコ生放送特番内にて「愛ブルーム」のミュージックビデオを初公開した。

この日のニコ生特番は、冒頭からモジモジと「写真に撮られた」とか「移籍する」とかしないとか、はたまたジャミロクワイ的な何かのミュージックビデオを真似るかのように、鼻歌交じりでスタート。さらに「私、SKY-HIはですね、本日付けで……(モニターでコメントを読み始める)……本日付けで、この度、株式会社ドワンゴ 自分宣伝課に配属になりました。就職決定! しかも課長! (拍手、そして沈黙)」と、いきなり宣言。実物の名刺が用意され、今後、SKY-HIはドワンゴ社員として、ニコニコユーザーに自分自身を宣伝していくらしい(エイベックスはどうなるの、という疑問を抱く真面目なファンもいるかもしれないが、その辺はとりあえず考えなくてもよさそうだ)。

そして、数日前から自身のTwitterなどを通して予告していたとおり、いきなり「愛ブルーム」ミュージックビデオを解禁。魅惑的な夏を感じさせ、思わず腰が動いてしまうポップでキャッチーなチューンと、最新技術を投入した映像に、「カッコいい」「もう予約した」「8888888888」(拍手の意)などの弾幕が大量に連なった。

このミュージックビデオでは、「JOY & RICH -Harlem Shake Jack-」で音楽シーンとファッションシーンの話題をさらった鬼才・大月壮監督とのコンビが再び実現。東京の街中でのリップシーンとリアルタイムでのグラフィックマッピングが同居する、華やかな映像作品となっている。なかでも注目すべきは、開発されたばかりという赤外線スイッチ式のマッピング技術の採用。壁を背にしたSKY-HIが手にもったリモートスイッチを押すと任意のタイミングで任意の位置に歌詞や絵柄がマッピングされる、というものだ。

とはいえ、ただでさえ動きの多いSKY-HI。歌唱シーンでこの最新技術を取り入れるとなると苦労もあったようだ。本人曰く、「歌いながらカメラも意識して、さらに加えてマッピングスイッチを押すタイミングと角度に注意を払わなくてはならないため、はじめはとても戸惑った。」とのこと。

さらに、YouTubeのSKY-HI公式チャンネルではミュージックビデオ本編とあわせて、このマッピング技術の裏側を見せてくれるメイキング映像も公開されている。よりいっそう技術的なトリックへの理解が深まるだろう。

さて、ソロメジャーデビューに向けて1stシングルの全貌が明らかになってきたSKY-HI。夏フェスへの出演も続々決定している。すでに発表されていた7月13日の<佐賀城フェス>、8月6日の<a-nation>へのソロとしての初出演、8月13日の徳島<Exciting Summer in WAJIKI>に加えて、8月2日には<ROCK IN JAPAN FES.>への出演が決定。ロック色、バンド色の強い同フェスにHIP HOPアーティストがデビュー前に出演するというのは非常に稀だ。

そしてAAAとして全国41公演、15万人動員の大規模ツアーを廻りながら、各地のCDショップにアポなし訪問。自らSKY-HIの営業活動をしたうえに、さらには特典のサインまで書いてくるという行動力とサービス精神には、各地のCDショップのオフィシャルTwitterでも驚きと感謝の声があがっている。

そもそも『FLOATIN' LAB』の際にも、自身で企画書を書いて自ら動き、そして社内外を動かしてきたSKY-HI。「2013年からお城を建てに行きます。」と、以前のインタビューで語っていた彼の目は、もうすでに次の展開、これからの未来が明確なヴィジョンとして映っているはずだ。



◆SKY-HI オフィシャルブログ
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