GACKT、40歳誕生日記念ライブで涙。金爆・鬼龍院翔もお祝いに駆けつける

ツイート

7月4日に40歳の誕生日を迎えたGACKTが、4年ぶりのソロライブ<BEST OF THE BEST vol.I M/W>を横浜アリーナで開催した。中盤にはサプライズゲストとして、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(キリショー)がお祝いに駆けつけ、節目を祝った。オフィシャルのレポートをお届けしよう。

◆GACKT <BEST OF THE BEST vol.I M/W> 画像

約9年ぶりとなる同地でのライブ。ファンの間では“聖地”とされる横浜アリーナのステージは、舞い散る雪の中で熱い歌声を響かせた「WHITE LOVERS」で幕を開けた。ダンサーを従えた迫力あるダンスで聴衆を沸かせた「GHOST」、弾きかたりのピアノでしっとりと聞かせる「LAST SONG-UNPLUGGED-」、ギターをかき鳴らしながら歌った「Mirror」など、音楽はもちろんパフォーマンスでもファンを釘付けに。記念すべき40歳最初のライブは、約4時間のステージもの大ボリュームで、ファンと一緒に歌い踊り盛り上がった。

中盤のMCでGACKTは、「7月4日をもちまして、神威楽斗(かむいがくと)、40歳になりました!!」とあいさつ。会場のあちこちから、「おめでとう」の声が飛んだ。GACKTが話しをしている最中、鐘の音が響くと、ステージから伸びた花道の先にある小ステージの床が開き、巨大なバースデーケーキが登場。待ってましたとばかりに集まった1万人が、青いサイリウムを揺らし、ハッピーバースデーを歌いGACKTを祝福。ろうそくの火を吹き消し、星のように輝く光をゆっくりと見渡したGACKTの瞳には、うっすらと涙が浮かんでいた。

しんみりとした空気は、ラジオDJのやまだひさしから、40歳にちなみ「40の質問」がぶつけられたり、映画『MOON CHILD』で共演したHYDEらからの、ビデオメッセージが映し出され、和やかなムードに。弟分としてかわいがっているキリショーがツアーグッズとして販売されている白い猫耳をつけ、「GACKTさん、おめでとうございます!」と花束を持って登場すると、大はしゃぎのキリショーに、苦笑いしたGACKT。学生時代からGACKTにあこがれていたというキリショーは、「(聖地である)横浜アリーナで祝えるなんてダメだ。」と興奮。「僕に夢をありがとうございます!」と、GACKTに向かい深々と頭を下げた。

終盤には、自身が「DEARS」と呼ぶファンの名をそのままタイトルにした「DEARS」を今ツアーで初めて披露。愛情が詰まった歌詞に、涙が止まらないファンも多く見られた。

アンコールでは、2012年、原案・脚本・演出・主演と4役を務めた舞台『MOON SAGA -義経秘伝-』の世界観を新曲「サクラ、散ル…」で再現。満月や、舞台の映像を背後のLEDスクリーンで見せる壮大さには息を飲む人の姿も。桜の花びらが舞い落ちる中、平安貴族の直衣姿で歌う姿は、表現者・GACKTを思う存分感じることが出来る圧巻の内容だった。

ツアーは、5月11日の「かつしかシンフォニーヒルズ・モーツアルトホール」を皮切りに、北海道、大阪、福岡などをめぐり約8万人を動員。7月7日に、横浜アリーナである追加公演で閉幕する。“リアルファイナル”と銘打たれた最終日は、これまで行われた「MILD」でも「WILD」でもない、想像を絶する「XTASY~エクスタシー~」な特別なプログラムが用意されている。

“リアルファイナル”について、GACKT「これを逃したら、必ず後悔するぞ。感じたことの無い感動を必ず届けるよ。」とのこと。

◆VARKS
◆GACKT オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報