サザンオールスターズ、新曲「蛍」は映画『永遠の0』主題歌

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復活宣言後、休止期間となった5年の月日を埋めるかのように怒涛のニュースラッシュが続くサザンオールスターズ。そしてさらに新たな情報が発表となった。映画の主題歌に決定したというビッグニュースだ。

8月7日にリリースされるサザンオールスターズのニューシングル「ピースとハイライト」。フォルクスワーゲン 「New Golf」 CMソングとしてオンエアされてファンの間で話題沸騰中のタイトル曲のほか、シングルには三井住友銀行のCMソングとして7月15日からオンエアされる「栄光の男」、そして原由子が詞を書き、ボーカルも担当する「人生の散歩道」が収録されることがすでに発表になっている。一方で、さらにもう1曲収録され、全4曲入りとなることがアナウンスされており、残る1曲がどんな曲なるのかが注目されていた。

今回明らかとなった、シングルに収録される最後の1曲。その曲は「蛍」。桑田佳祐がオーケストラをバックに情感豊かに歌い上げる美しいバラードだ。そしてこの曲、累計280万部を超える大ベストセラーの映画化である『永遠の0』の主題歌になることが決まっている。

映画の制作者側から「サザンでぜひ主題歌を」という熱烈なオファーを受けたサザンサイド。制作途中段階の映画を見た桑田佳祐が、作品に強く共感し、この「蛍」を主題歌として書き下ろした。楽曲は、この『永遠の0』という作品に寄り添いつつも、決して戦争の時代だけに限らず、身近な人に先立たれた大人や、先の震災で大事な人を亡くした方々の心情にも通ずる、普遍的な平和への祈りを歌う、非常に美しく、そして壮大なスケールのバラード。映画関係者からは、早くも「歌が流れるエンディングでもう一度泣ける」と評判になっているという。

ちなみに、サザンオールスターズが映画の主題歌を提供するのは、桑田佳祐監督による映画『稲村ジェーン』の「真夏の果実」以来、実に23年ぶり。もちろん今世紀初のこととなる。

「『家族のために必ず生きて帰る。それこそが愛ではないか。』そう信じ、『待っている人がいる』ことそのものが生きる力となり、生きる原動力となっている。現代を生きる私たちにも通ずる、そんな主人公宮部久蔵の姿に非常に大きな感動をいただきました。この映画の中に流れている『平和への祈り』のようなメッセージを、私なりに音楽という形を通じて、多くの方々に伝わっていくためのお手伝いが、少しでも出来ればと思っております。そして、この映画が大成功されることを心よりお祈り申し上げます。」── 桑田佳祐

そしてこの「蛍」が発表になったことによって、サザンオールスターズ復活のシングル「ピースとハイライト」の内容がすべて明らかとなった。復活の名にふさわしく、内容、ボリュームともに、まさにシングルという枠を大きく超える充実の作品となっている。

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『永遠の0』山崎貴 監督コメント

── 主題歌アーティストがSASに決まったことについて

伝説のグループ「サザン」が、復活そうそう僕たちの映画の主題歌をやっていただけるということに大変興奮しています。早くみんなに自慢したかったのですが、今日までは封印して来ました。やっと言えます(笑)

── 主題歌「蛍」を聴いて感じたこと

切なさの中に希望や覚悟が内包されている素晴らしい楽曲だと思いました。
映画本篇に続けてこの曲を聴いたとき、何か「救われた」という想いがあふれてきました。
画面には雲が映っていましたが、そのどこかで宮部さんが微笑んだような気がしたのです。
この曲が観客の胸のさらに奥深い場所に映画のメッセージを届けてくれるであろうと思います。

【映画『永遠の0』詳細】
12月21日(土)全国東宝系ロードショー
出演:岡田准一 三浦春馬 井上真央
原作:百田尚樹「永遠の0」(太田出版)
監督・VFX:山崎 貴 「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ
(c)2013「永遠の0」製作委員会

◆サザンオールスターズのチケット情報
◆サザンオールスターズ・オフィシャルサイト
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