スリップノット、新作アルバムは「特別」な作品に

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コリィ・テイラーによればスリップノットのニューアルバムは「ダークでクレイジーかつ美しい」ものになるという。コリィは、2010年に他界したベーシストのポール・グレイなしでの初のアルバムとなる新作は「特別なもの」になると言い切っており、最近は意味のない曲が多すぎると感じているため、「無理やり作った」ような曲にならないことを断固として心がけていると語る。

「あまりにも圧倒されすぎると、ゆっくり座って曲を書こうとしても無理やり作ったような気になるだろ。無理やり作った音楽ほど最悪なものはないよ。最近の世の中には、そんなもんがあふれているけどね」「マクドナルドが音楽を作ろうとしているようなもんさ。『みんなハンバーガーとポテトを欲しがってるな。ほら、2年後には誰も気にもかけやしないゴミをどうぞ』って感じだよ」「俺はそんなのが大嫌いだし、そんなヤツにはなりたくないね。インスピレーションに任せたいんだよ。だってそういう時こそ最高の曲が生まれるからね」

そう話すコリィは、ポールなしでのアルバム制作が困難であることを認めながらも、残存メンバーで力を合わせれば満足いく作品を作り出せる自信があるようだ。「ものすごく期待されていることは間違いないから、メンバーを質問攻めに合わせることだけはしたくないね。ポール抜きでアルバムを作るってことだけで、俺たちにとっては十分大変なんだからさ」「上でとやかく言われることだけは避けたいんだ」「でも俺たち全員で、ダークでクレイジーかつ美しいものにしようと力を注ぎこめば、特別なものが出来ると思うんだよ」

さらにコリィは、バンドにとって5作目のスタジオアルバムとなる新作が、「クラウン」の愛称で知られるパーカッション担当のショーン・クラハンのおかげで「奇妙な」仕上がりになるだろうと続けている。

「デモを集めているところなんだけど、ジョーイ(・ジョーディソン)が色々持っているのは確かだね。クラウンはおかしなヤツだから、奇妙なものがあるだろうね。アイツのはすごくクレイジーなんだけど美しくもあるんだ」「このバンドの一番いいところは創造力が豊かで、それがお互いに共鳴するんだよ。その摩擦みたいなものこそが、俺たちというバンドを形成しているんだよね」
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