タルサ・サウンドの創始者、J.J.ケール、死去

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アメリカのシンガー・ソングライター、J.J.ケールが金曜日(7月26日)、心臓発作のため亡くなった。74歳だった。

ブルース、ロカビリー、カントリーを融合したタルサ・サウンドの創始者の1人であるケールは、エリック・クラプトンが彼の曲「After Midnight」(1970年)をカバーしたことでその名を知られるようになった。

クラプトンはその後もケールの曲「Cocaine」(1977年)をカバー。2人はアルバム『The Road To Escondido』を共作し、2008年にグラミー賞(最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム)を受賞した。また、2013年3月にリリースされたクラプトンの最新アルバム『Old Sock』でもコラボしている。

1972年から2009年までの間に14枚のスタジオ/ライヴ・アルバム(ソロ)をリリース。シンガーとしてよりソングライターとして知られたいと話していたケールの作品は、クラプトンのほかトム・ぺティ、ランディ・クラフォード、レイナード・スキナード、カルロス・サンタナ、スピリチュアライズドなど多くのアーティストがカバーしてきた。

ニール・ヤングは以前、「これまで自分が聴いたミュージシャンの中では、J.J.ケールとジミ・ヘンドリックスが最高のエレクトリック・ギター・プレイヤーだ」と話している。


Ako Suzuki, London
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